多分、僕の同年輩の『うる星やつら』ファンは、ラムをセクシーなキャラクターだと感じていたのだろうと思う。僕はそういった方面のアンテナが発達していなかったのか、アニメ版のラムに関して色っぽいと感じた事はほとんどなかった。それは高田明美のキャラクターデザインや、初期の作画監督の絵柄が、あっさりしたものであったためかもしれない(ある程度放送が進んでから、こってりとした作画が見られるようになり、「これはエッチだ」と思った事はあった)。放映が始まって数年経って、同人誌即売会で、ラムのコスプレをしている女の子を間近で見た。つまり、半裸の女の子が、即売会会場を歩いていたのだ。その時に初めて「こんなにヤバいキャラクターだったのか」と思った。
うる星やつら大好きだったけど、単行本は1冊も持ってなかった。当時はVHSかβな時代だったけど、持ってたのはリメンバー・マイ・ラブのVHSだけだったなぁ。あ、少年サンデーグラフィックは買ってたな。