世界の消費者をとりこにし続けたカリスマ経営者、アップルのスティーブ・ジョブズ氏が、56歳という短い生涯に幕を降ろしました。 トップみずからが製品開発に深く携わり、独創的なアイデアで次々と新しい製品を生み出したIT界の天才の死去。 この夏までニューヨークに駐在し、単独インタビューを含め何度もジョブズ氏の取材をしてきた経済部の豊永博隆記者が振り返ります。
スティーブ・ジョブズの死去。 朝から猛烈に(いや、あくせくと、か)仕事をしていて、昼休みに入ってtwitterのタイムラインを見るまで気付かなかったよ。56歳とは早い死だ。でも、近年の痩せ方はよく見るパターンそのままだったよね。貧富の差にかかわらず癌は平等なんだね。
アップルの商売のやり方は気に入らなかったけど、NeXTからMac OS XまでUnixをデスクトップ領域に普及させたのはすごいと思う。iPodでは音楽の楽しみ方をがらっと変えちゃったよね。アップル好きじゃないのに僕も第2世代のiPodは買わざるを得なかったもの。スマートフォンもそこらのおねいさんが平気で持ってるし、数々の偉業を成し遂げた人だよね。1つの時代が終わりました。ご冥福をお祈りします。