富士通 モバイルフォン事業本部 マーケティング統括部長の松村孝宏氏が「日本人が日本人のために作ったスマートフォン」と説明するのが“REGZA Phone”のT-01Cだ。おサイフケータイ、ワンセグ、防水など日本ならではの機能を備えるのはもちろん、独自のユーザーインタフェース「NX!UI」を新規で用意した。また「モバイルレグザエンジン3.0」により、ワンセグやYouTubeなどの動画コンテンツを高画質で楽しめる。
質疑応答の時間には、東芝との携帯電話事業の統合について質問がなされ、大谷常務は「富士通はらくらくホンなどフィーチャーフォン、東芝はグローバル展開やスマートフォンなどを手がけており、無駄がなくシナジーが出しやすい環境。順調なスタートがきれた」と手応えを語った。
また、今後はフィーチャーフォンに搭載している各種のセンシング技術を「スマートフォンにも横展開する」としたほか、「変化は予想を超えた速度で進んでいる。速い速度で移行していくだろう」とスマートフォンへの移行を予想。一方、「今の携帯電話の完成度も上がっている。バランスよく進めていければ」と市場動向を見ながらラインナップの配分を決めていくとした。