日本時間3日午前7時58分ごろ、台湾東部の花蓮県沖およそ25キロを震源とするマグニチュード7.2の地震がありました。 地震で被災された方々に心からお悔やみ申し上げます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
3日目はVELTRAのツアーで京鼎樓(ジンディンロウ )、十分、九份を回りました。
昨晩のマッサージ ノアの少し先にあって、中山から歩いて行ける京鼎樓台湾本店の店頭に開店前の10時50分に着いたら、中に入れてくれて椅子に座って待たせてくれました。僕らは3番目で前の2組は別の建物に案内されて外に出て行きましたが、予約してるか聞かれて予約番号を伝えたら、僕らは店内の奥のテーブルに案内されました。
小籠包5種や空心菜炒め、酸辣スープ、炒飯など食べきれないほど出てきました。小籠包の味を比べると、鼎泰豊は素材の味を活かした薄味で、京鼎樓は外食的な濃い目の味と思います。どちらもおいしいです。
ツアーガイドさんとの合流はシェラトングランド台北ホテルだったので、京鼎樓から20分ほど歩いて行きました。ホテルのロビーでガイドさんと合流すると、今回のツアー参加者は合計10名でマイクロバスでの移動でした。 うちの家族以外は母娘2人組が3組だったのですが、平日だったのでパパは置いてけぼりでしょうか。
マイクロバスで高速道路含めて1時間ほど移動して十分へ。 バスが飛ばすからえらい跳ねて揺れて大変でした。
十分駅ではランタン上げが一大産業になっていて、10店舗以上あったんじゃないでしょうか。そのうちの1店でランタンに墨で願い事を書いて、店員さんに促されるままにポーズを変え写真を撮り、上げるところの動画を撮ってもらいました。仕方ないですけど、流れ作業であれよあれよという間に終わってしまった感じで忙しなかったですね。
その後はその周りの商店を見て回ったり、マンゴージュースを飲みながらやってきた列車を見たりして、30分程度の自由時間を過ごしました。
駅近の路地に停めてあるハチロクを横目に、再びマイクロバスに乗り10分程度移動して十分の滝へ。 ここも観光客がたくさんいて人だらけでしたね。滝はきれいでしたけど、けどって感じです。
再び車で1時間弱移動して九份へ。 台北を出てすぐにガイドさんが希望者を募ってお店を予約してくれていたので、まずは阿妹茶楼(アーメイチャーロウ)へ。店頭にお客さんが行列していましたが、素通りで中に入れました。参加者全員が希望したので10人で阿妹茶楼2階の円卓に座り(1卓に座れてしまうのもすごい)淹れ方指南+台湾茶+お茶菓子をいただきました。値段は忘れてしまいました。
独特な淹れ方を日本語で丁寧に教えてくれました。 時間に厳格な淹れ方で、最初はお湯を入れて20秒で一度捨て、次は40秒(だっけ?)蒸らしたら湯飲みに注ぐ、という感じでした。急須を回して自分の湯飲みに入れるのですが、これがちゃんと10人分あるのでよくできたものです。1回の茶葉で5回は淹れられるそうです。
1つの急須しかないので急須の両脇に座った人は店員さんから「あなた達はお茶を淹れる係ね」と指名されてしまいます。その方がお湯を入れて、また他の人が秒数を数えて、できあがったらまた急須を回して、と言った感じで、強制的にコミュニケーションを取らされて、ゆっくりお茶を楽しむ訳にはいきませんでした。そのせいか阿妹茶楼で1枚も写真を撮っていませんでした。残念ですが、ツアーですし、淹れ方を教われたのでよしとします。 僕らは一番先に離席したのでもらっていませんが、お茶っ葉は余ったら持ち帰れるそうです。
ガイドさんに「一番有名で提灯がきれいな坂道。降りたところの広場の提灯はぜひ写真を撮って」と言われた豎崎路(スゥチールゥ)の階段は、上りも下りもできないほど人でごった返していたので、阿妹茶楼のために登って降りてしたのみで、それ以降は別の階段に迂回して通りませんでした。某ジブリの湯屋のようだと言ってる角度からの阿妹茶楼の写真も撮るには撮りましたけど、観光客のおじさんおばさんばっかり写ってだめですね。そもそもあの映画に似てると思えませんし。
豎崎路と輕便路の交差点の広場の提灯は確かにきれいでしたけど、お化け屋敷の看板のお化けが映り込んで台無しでした。
輕便路より上にある基山街(チーシャンチエ)の路地はお土産屋さんから茶屋、食べ物屋さんとお店が延々続いているんですが、たまに臭豆腐の強烈な匂いに襲われます。この匂いがNさんとknkは本当にダメでかなり参っていました。また、そこかしこに許諾を得てなさそうなカオナシの絵やグッズがあるのも、何だかなぁと思いました。
京鼎樓でたらふく食べて満腹で、豎崎路の混みようと匂いに負けて、残念ながらここでも何も買い物しませんでした。ただ、基山街は細い通りで混雑はしていましたが歩けないほどではなかったですし、せっかくなので評判のグルメを幾つか食べておけばよかったと今更ながら思います。
九份の斜面に立つ古い建物や街の建物は、地震に弱そうで見ていて心配になります。
士林夜市(シーリンイエシー)に向かうバスの中でガイドさんが何でも聞いてくれというので、「夜市で遅くなるが、龍山寺のホテルには何時頃までに戻った方がよいか?」と聞いてみました。すると「あの辺りはホームレスもいてあまり治安がよくないので、22時には帰った方がいい」とのことでした。確かに日中からそんな気配は感じていましたが、台北中心からもずれているし、JTBがBクラスというだけあるんですね。
マイクロバスは20時過ぎに士林夜市(シーリンイエシー)に到着。ツアーはそこで解散でした。 ここはおもちゃ、ゲーム、金魚すくい、衣類、食事といろんな物がありました。夜なのに人だらけでとても盛況な夜市でした。 ここは一番大きい夜市とのことで、屋台グルメを目当てにしていましたので、大鶏排(ダージーパイ)、胡椒餅(フージャオビン)、焼きエリンギ:燒烤杏鮑菇(シャオカオシンバオグー)などなどを食べました。どれもおいしかったです。ここでも満腹です。エリンギは20人以上並んでいて大人気でした。
たくさん回っていたら最寄り駅に着いたのが22:30になってしまいました。駅前にいたタクシーに問いかけたら「龍山寺は反対側だから向こうでタクシーを探して。ごめんなさいね」と日本語で断られました。ただ、反対側はタクシーが停まっていないし、走っても来ませんでしたので、そこで乗るのは諦めました。 MRTで台北駅に行き、改札で駅員さんに英語で質問したところ、出口4か5で出ればタクシーに乗れると教えてもらいました。 道路沿いでキョロキョロしてたら、タクシーがクラクション鳴らされながらも強引に近づいてきて停まってくれました。 おじいさん運転者さんは英語も日本語もダメそうでしたが、ホテルがくれた簡略図を見せたら頷いてくれたので無事に乗れました。 メーターもすぐにスタートしてくれたし、ルートも最短(僕が助手席でGoogleマップを見てました)だったので一安心。そうして、台北駅からホテルまで10分ちょっと(?)で着いて、料金は145NTでした。最後に運転手さんは「ありがとう」って言ってくれましたよ。
この日はてんこ盛りでさすがに疲れました。28,000歩も歩いていました。