元のメッセージは~神奈川県民のみなさまへ~ (神奈川県医師会からのお願い) 神奈川県医師会長からのメッセージ ※一番最初に掲載したものです。現在は、内容別の掲載とすることで日々の状況に対応するべく更新しております。(PDF).
それなのに、その後間違っていたとわかった事柄も訂正せずに、別の話をし続けるようなことがありました。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように、同じような感情的に主張を繰り返していたのです。
在宅勤務しているので最近は昼食時にテレビのバラエティも少し見るけど、医療には素人の芸能人が感想述べ合ってて無意味だよね。あれ見てて何か得られるの?民放にはもううん十年そう思ってる。
画面で伝えられたことに私たちも一般の視聴者のように過敏に反応し、現場に戻って視聴者と同じような反応していた自分たちを、他の医療者にたしなめられるという事態に気が付き、反省したことがきっかけの一つでした。
医師会の幹部も怒られたのかな。
現場に対してもそうです。『なぜさっさと検査しないんだ』『全然対応が追いついていない』。クタクタになっている医療現場の人間を後ろから叩くようなことを言ってどうするのでしょうか。どの現場も大きな荷物を背負っています。報道がさらに荷物を背負わせるようなことをしたらどうなるのでしょうか。社会全体が大変な思いをすることの無いように、現場が背負っている荷物を、少しでも軽くする言動が増えてほしいと思うのです。
同感。誰だって感染させられたくもさせもしたくないのに、それでも対面のあらゆる業務をしている人はえらいなぁ。想像力の足りない人が減って、終息に転じて欲しいね。