Last modified: Thu Dec 18 09:58:51 JST 2003

インストール (2002/05/0x)

CDROM からのブートでインストーラを立ち上げてインストール。 でも、X を使ったグラフィカルなインストールは画面がでなくて失敗するので、 テキストモードでインストールしました。 どうも、ON BOARD のビデオチップを先に見付けちゃって、 実際使ってる方のビデオカードが選択されないからみたいなんだけどね。 まぁ、テキストモードで何も困らないので、それで実施。

パッケージは「全て」を選んでインストール。 /boot はVine Linux 2.1.5 と併用したので、ディスク構成は以下。

ファイルシステム    1k-ブロック   使用中      空き 使用% マウント場所
/dev/hdc2              3096240   1794464   1144480  62% /
/dev/hda7                15522     11633      3088  80% /boot
/dev/hdc3              6197120   5060928    821396  87% /home

/home は少な目だけど、 2.1.5からの移行中のため、一時的に2倍の容量を喰ってるから。 あと、Vine 2.1.5では自分で設定したDMA の設定 だけど、2.5では勝手にON になってましたねぇ。

[root@eternal /etc]# hdparm /dev/hdc2

/dev/hdc2:
 multcount    = 32 (on)
 I/O support  =  0 (default 16-bit)
 unmaskirq    =  0 (off)
 using_dma    =  1 (on)
 keepsettings =  0 (off)
 nowerr       =  0 (off)
 readonly     =  0 (off)
 readahead    =  8 (on)
 geometry     = 25232/16/63, sectors = 6291936, start = 6291936

キーボード の設定 (2002/05/0x)

setup コマンドで、Caps とALT を入れ換えるキーマップに変更。 でも、半角/全角キーがESC に割り当てられてなくて、 FEP のON/OFF として機能しちゃってます。ひっじょーに使いにくいので、 http://www.turbolinux.co.jp/knowledge/public/326.html を参考に、~/.Xmodmap へ

! Change Escape and Zenkaku_Hankaku
! keycode 9 = Zenkaku_Hankaku
keycode 49 = Escape
と書いて、半角/全角キーもESC キーと同じに設定。


X の設定

2003/12/18:

USBマウスに変えたんで、/etc/X11/XF86Config-4をちょっと修正。

Section "InputDevice"
	Identifier  "Mouse0"
	Driver      "mouse"
	Option      "Device" "/dev/mouse"
	Option      "Protocol" "PS/2"
	Option      "Emulate3Buttons" "on"
	Option      "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection

Section "InputDevice"
	Identifier  "Mouse0"
	Driver      "mouse"
	Option      "Device" "/dev/usbmouse"
	Option      "Protocol" "PS/2"
	Option      "Emulate3Buttons" "on"
	Option      "ZAxisMapping" "4 5"
EndSection

と変更。

2002/05/0x:

XFree86-4.2.0 なので、以前のXF86Config をコピってきてもダメだろう、 ということで、Xconfigure コマンドで新たに設定。 メニュー通りに進めていけばおっけーでした。 ただ、モニタの周波数だけはちゃんと入れましたよ。
でもね、、、2.1.5 では使えていた 1152 x 864 の解像度が、 どうやってもでないんだよね。1024 x 768 で使ってます。:(


ウィンドウマネージャ の設定 (2002/05/0x)

デスクトップは、デフォルトでGNOME になってるのでよし。 ただ、ウィンドウマネージャがSawfish なんだよね。 3x2 エリアの仮想デスクトップは組めるんだけど、 隣のエリアに移動する時にどうしてもアクティブなウィンドウが くっついてきちゃうのが許せなくてダメ。 なので、同じく標準のWindow Maker にしてみるも、 やっぱり、以前同様に、横続きな位置関係の仮想デスクトップが嫌いでイヤ。 あと、Window Maker でしばらく使ってると、たまーに異様にX が重くなる。 XFree86 とWindow Maker とどっちが原因か分からないけど。 あと、最初は、GNOME コントロールセンターからWindow Maker を選択しても Window Maker が立ち上がりませんね。 X 起動前に% setwm wm と、GNOME じゃなくてWindow Maker だけを使うようにして 一度X を起動してからでないとダメでした。(その後、% setwm gnome で戻す)

ということで、やっぱり Enlightenment でないと!!
公式サイトから、enlightenment-0.16.5-1.i386.rpm を持ってきて単にインストール。 問題なくサクっと入ります。 で、その後は、GNOME コントロールセンターでのウィンドウマネージャの選択肢に Enlightenment が現れるので、そこでこれを選択。 日本語もちゃんと表示されて、ばっちり動きます。 これで、晴れて3x2 の仮想デスクトップが使えるように。:) こいつは、ちゃんと起動のたびにどのエリアにどのアプリがいたかも 再現してくれるので、やっぱりEnlightenment がイチバンいいです。 で、キーバインドをちょっと変更。いつも通り、CTRL + 矢印キーで エリア移動するように設定ファイルを編集。

 % cp -p /usr/share/enlightenment/config/keybindings.cfg.ja ~/.enlightenment/.
 % emacs ~/.enlightenment/keybindings.cfg.ja
 (有効にするためにEnlightenment を再起動)

編集したのは、

  __NEXT_ACTION
    __KEY Down
    __EVENT __KEY_PRESS
    __MODIFIER_KEY __CTRL
    __ACTION __A_AREA_MOVE_BY 0 1

の部分で、

    __MODIFIER_KEY __ALT_SHIFT

だったのを

    __MODIFIER_KEY __CTRL

とCTRL だけに直しただけ。上下左右に移動できるように

    __ACTION __A_AREA_MOVE_BY 0 1
    __ACTION __A_AREA_MOVE_BY 0 -1
    __ACTION __A_AREA_MOVE_BY -1 0
    __ACTION __A_AREA_MOVE_BY 1 0

の4つを変更。


apt の設定

2003/09/20:

いろいろいじってるんで、最新の/etc/apt/apt.confを載せとく。

Dir
{
    Bin
    {
	Methods "/usr/lib/apt";
    }
}

APT
{
    Get 
    {
	Show-Upgraded "true";
    }
}

Debug
{
    pkgRPMPM "false";
}

Acquire::CDROM::Copy "true";

RPM 
{
   // Leave list empty to disable
   AllowedDupPkgs {"^kernel$"; "^kernel24$"; "kernel-smp"; "kernel24-smp"; "kernel-enterprise"; "kernel-BOOT"; "kernel24-BOOT"; "libpng"; };
   HoldPkgs {"^kernel$"; "kernel-"; "^kernel24$"; "kernel24-"; "mozilla"; "gnome-media"; };
}

mozillaは、手動で/usr/localに入れてるから、 apt管理から外すため。 libpngは、Emacs21.3を入れるときに必要だったから、 重複インストールを許すために書いてある。 ちなみに、/etc/apt/sources.listは以下。

#
# apt for RPM source.list sample
#

# Vine Linux 2.5 CDROM
#rpm file:/mnt/cdrom Vine main

# Vine Linux 2.6 Updates
rpm http://updates.vinelinux.org/apt 2.6/$(ARCH) updates
rpm-src http://updates.vinelinux.org/apt 2.6/$(ARCH) updates

# Vine Linux 2.6 FTP
rpm ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus plus-noarch
rpm-src ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus

# VineSeed FTP
#rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus plus-noarch
#rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus

で、proxy経由でアクセスする場合には、環境変数にproxyサーバのアドレスを指定しとく。

http_proxy=http://proxy.ec.cs.fujitsu.co.jp:8080/
2002/08/25:

/etc/apt/sources.list からVinePlus のために 2行をコメントアウトして有効に。修正後のsources.listは以下。 VineSeedのを有効にしちゃうと、ほとんど入れ換えと言うメにあうので、 VineSeedのやつは、必要なものをその都度、 手で指定してインストールすることにする。

#
# apt for RPM source.list sample
#


# Vine Linux 2.5 Updates
rpm http://updates.vinelinux.org/apt 2.5/$(ARCH) updates
rpm-src http://updates.vinelinux.org/apt 2.5/$(ARCH) updates

# Vine Linux 2.5 CDROM
#rpm file:/mnt/cdrom Vine main

# Vine Linux 2.5 FTP
rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.5/$(ARCH) main plus plus-noarch
rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.5/$(ARCH) main plus

# Vine Linux 2.1.5
#rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.1.5/$(ARCH) main plus plus-noarch
#rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.1.5/$(ARCH) main plus

# VineSeed FTP
#rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus plus-noarch
#rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus

既にいくつかのパッケージがupdate されているので、

 % sudo apt-get update
 % sudo apt-get upgrade

しとく。

あと、aptの対象から外したい(Holdしたい)RPMパッケージがある時には、 [vine-users:037434] Re: apt-getでholdはできるのか を参考に/etc/apt/apt.confを修正する。 mozillaとか、 VineのではないRPMパッケージとかを入れてると、 Vineのものに戻されそうになるので、そういうのを防ぐ時とかに使うのね。 つうことで、mozillaをHoldした/etc/apt/apt.confは以下。

Dir
{
    Bin
    {
	Methods "/usr/lib/apt";
    }
}

APT
{
    Get 
    {
	Show-Upgraded "true";
    }
}

Debug
{
    pkgRPMPM "false";
}

Acquire::CDROM::Copy "true";

RPM 
{
   // Leave list empty to disable
   AllowedDupPkgs {"^kernel$"; "^kernel24$"; "kernel-smp"; "kernel24-smp"; "kernel-enterprise"; "kernel-BOOT"; "kernel24-BOOT"; };
   HoldPkgs {"^kernel$"; "kernel-"; "^kernel24$"; "kernel24-"; "mozilla"; };
}

autofs の設定 (2002/05/0x)

必ずしもマウントする必要のないパーティションを 必要な時だけ動的にマウントするautofs を設定。
動的にマウントする先を、/mnt だけにするように /etc/auto.master を以下のように修正。

#/misc  /etc/auto.misc  --timeout=60
/mnt    /etc/auto.mnt   --timeout=300

次に、/mnt にどのパーティションを動的にマウントするかを/etc/auto.mnt に記述。

cdrom  	-fstype=iso9660,ro,nosuid,nodev	:/dev/cdrom
cdrom1  -fstype=iso9660,ro      :/dev/scd0
fd0     -fstype=vfat    :/dev/fd0
winme   -fstype=vfat,default,user,gid=500,uid=500       :/dev/hda1
wind    -fstype=vfat,rw,default,user,gid=500,uid=500    :/dev/hdb1
mo      -fstype=vfat,default,user,gid=500,uid=500       :/dev/sdb
sd      -fstype=vfat,rw,default,user    :/dev/sda1
vine	-fstype=ext2,ro		:/dev/hda5

で、変更を反映するのに、autofs にSIGHUP を送っておしまい。


サウンドの設定 (2002/05/0x)

僕のサウンドカードは、チップがYMF-744B で、 Vine 2.1.5 ではALSA で音を出してたので、引き続き、ALSA でやることにする。
カーネル2.4 系では、モジュールの置場が /lib/modules/${kernel-version}/misc/ から /lib/modules/${kernel-version}/kernel/drivers/sound/ に変わったようで、 Vine 2.1.5 で使ってた alsa-driver-0.5.8b は、rebuild しても使えない。 なので、VineSeedPlusから

を持ってきて、rebuild してインストール。

 (rebuild するのは、alsa-driver だけでいいんだけど、ついでなので)
 % rpm --rebuild alsa-driver-0.5.12a-0vl0.1.src.rpm
 % rpm --rebuild alsaconf-0.4.3b-0vl6.src.rpm

 % rpm -ivh alsa-driver-0.5.12a-0vl0.1.i386.rpm \
            alsaconf-0.4.3b-0vl6.noarch.rpm \
            alsa-lib-0.5.10b-0vl2.i386.rpm \
            alsa-utils-0.5.10-0vl3.i386.rpm

あとは、% sudo alsaconf で、 YAMAHA のチップ(YAMAHA_YMF7xx)を選択して、 初期値を入力(全部デフォでOK)して、おしまい。

これでALSA 自体はいいんだけど、ALSA は最初全てのボリュームが ミュートになってて、音が出ないので、amixer とかgamix (VinePlus にある) とかでミュートを解いてやる。そうすれば音が出るようになる。 で、音が出るようになったらその設定を保存。 (参考:ALSA のペイジ)

 % sudo alsactl store

さらに、起動時(ALSA ロード時)にそれらが自動で読み込まれるように /etc/modules.conf に以下を追加する。

# restore settings for alsa
post-install snd-mixer /usr/sbin/alsactl restore

あとは、GNOME コントロールセンターと、Enlightenment の設定メニューで サウンドを有効にしてやれば、おけ。


tcp wrapper の設定 (2002/05/0x)

ローカルネットワークからの接続と某ホストからのftp 接続を許すように設定。 忘備録をかねていろんな表記を含めとく。

# /etc/hosts.allow
ALL: 192.168.0.0
ALL: LOCAL
in.ftpd: hoge.example.com,192.168.0.0/255.255.255.0,127.0.0.1
# /etc/hosts.deny
ALL: ALL: spawn=(/usr/sbin/safe_finger -l @%h | /bin/mail -s deny-%d-%h yoshi@example.com)

hosts.deny では、接続を拒否した際に、 相手にfinger を打って、その結果を自分にメールするようにしてる。


sudo の設定 (2002/05/0x)

いちいちsu でroot にならずともroot 権限でコマンドが実行できるやつね。
これが使えるように/etc/sudoers に普段のアカウントを追加。

#yoshi  ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
yoshi   ALL=(ALL) ALL

コメントアウトしてある1行目の方を有効にしちゃうと、 全てのsudo コマンドが、ノーパスワードでスルっと通っちゃって ひじゃうに恐いので、2行目のようにして使う。


SSH の設定 (2002/05/0x)

Vine 2.1.5 と同じ鍵を使うし、以下のディレクトリを基本的にコピーしたのみ。


All Right Reserved, Copylight (C) Yoshinori ARAI. 1996-2003
あらいよしのり

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