CDROM からのブートでインストーラを立ち上げてインストール。 でも、X を使ったグラフィカルなインストールは画面がでなくて失敗するので、 テキストモードでインストールしました。 どうも、ON BOARD のビデオチップを先に見付けちゃって、 実際使ってる方のビデオカードが選択されないからみたいなんだけどね。 まぁ、テキストモードで何も困らないので、それで実施。
パッケージは「全て」を選んでインストール。 /boot はVine Linux 2.1.5 と併用したので、ディスク構成は以下。
ファイルシステム 1k-ブロック 使用中 空き 使用% マウント場所 /dev/hdc2 3096240 1794464 1144480 62% / /dev/hda7 15522 11633 3088 80% /boot /dev/hdc3 6197120 5060928 821396 87% /home
/home は少な目だけど、 2.1.5からの移行中のため、一時的に2倍の容量を喰ってるから。 あと、Vine 2.1.5では自分で設定したDMA の設定 だけど、2.5では勝手にON になってましたねぇ。
[root@eternal /etc]# hdparm /dev/hdc2 /dev/hdc2: multcount = 32 (on) I/O support = 0 (default 16-bit) unmaskirq = 0 (off) using_dma = 1 (on) keepsettings = 0 (off) nowerr = 0 (off) readonly = 0 (off) readahead = 8 (on) geometry = 25232/16/63, sectors = 6291936, start = 6291936
setup コマンドで、Caps とALT を入れ換えるキーマップに変更。 でも、半角/全角キーがESC に割り当てられてなくて、 FEP のON/OFF として機能しちゃってます。ひっじょーに使いにくいので、 http://www.turbolinux.co.jp/knowledge/public/326.html を参考に、~/.Xmodmap へ
! Change Escape and Zenkaku_Hankaku ! keycode 9 = Zenkaku_Hankaku keycode 49 = Escapeと書いて、半角/全角キーもESC キーと同じに設定。
USBマウスに変えたんで、/etc/X11/XF86Config-4をちょっと修正。
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" Driver "mouse" Option "Device" "/dev/mouse" Option "Protocol" "PS/2" Option "Emulate3Buttons" "on" Option "ZAxisMapping" "4 5" EndSection
を
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" Driver "mouse" Option "Device" "/dev/usbmouse" Option "Protocol" "PS/2" Option "Emulate3Buttons" "on" Option "ZAxisMapping" "4 5" EndSection
と変更。
2002/05/0x:
XFree86-4.2.0 なので、以前のXF86Config をコピってきてもダメだろう、
ということで、Xconfigure コマンドで新たに設定。
メニュー通りに進めていけばおっけーでした。
ただ、モニタの周波数だけはちゃんと入れましたよ。
でもね、、、2.1.5 では使えていた 1152 x 864 の解像度が、
どうやってもでないんだよね。1024 x 768 で使ってます。:(
デスクトップは、デフォルトでGNOME になってるのでよし。 ただ、ウィンドウマネージャがSawfish なんだよね。 3x2 エリアの仮想デスクトップは組めるんだけど、 隣のエリアに移動する時にどうしてもアクティブなウィンドウが くっついてきちゃうのが許せなくてダメ。 なので、同じく標準のWindow Maker にしてみるも、 やっぱり、以前同様に、横続きな位置関係の仮想デスクトップが嫌いでイヤ。 あと、Window Maker でしばらく使ってると、たまーに異様にX が重くなる。 XFree86 とWindow Maker とどっちが原因か分からないけど。 あと、最初は、GNOME コントロールセンターからWindow Maker を選択しても Window Maker が立ち上がりませんね。 X 起動前に% setwm wm と、GNOME じゃなくてWindow Maker だけを使うようにして 一度X を起動してからでないとダメでした。(その後、% setwm gnome で戻す)
ということで、やっぱり
Enlightenment
でないと!!
公式サイトから、enlightenment-0.16.5-1.i386.rpm を持ってきて単にインストール。
問題なくサクっと入ります。
で、その後は、GNOME コントロールセンターでのウィンドウマネージャの選択肢に
Enlightenment が現れるので、そこでこれを選択。
日本語もちゃんと表示されて、ばっちり動きます。
これで、晴れて3x2 の仮想デスクトップが使えるように。:)
こいつは、ちゃんと起動のたびにどのエリアにどのアプリがいたかも
再現してくれるので、やっぱりEnlightenment がイチバンいいです。
で、キーバインドをちょっと変更。いつも通り、CTRL + 矢印キーで
エリア移動するように設定ファイルを編集。
% cp -p /usr/share/enlightenment/config/keybindings.cfg.ja ~/.enlightenment/. % emacs ~/.enlightenment/keybindings.cfg.ja (有効にするためにEnlightenment を再起動)
編集したのは、
__NEXT_ACTION __KEY Down __EVENT __KEY_PRESS __MODIFIER_KEY __CTRL __ACTION __A_AREA_MOVE_BY 0 1
の部分で、
__MODIFIER_KEY __ALT_SHIFT
だったのを
__MODIFIER_KEY __CTRL
とCTRL だけに直しただけ。上下左右に移動できるように
__ACTION __A_AREA_MOVE_BY 0 1 __ACTION __A_AREA_MOVE_BY 0 -1 __ACTION __A_AREA_MOVE_BY -1 0 __ACTION __A_AREA_MOVE_BY 1 0
の4つを変更。
いろいろいじってるんで、最新の/etc/apt/apt.confを載せとく。
Dir { Bin { Methods "/usr/lib/apt"; } } APT { Get { Show-Upgraded "true"; } } Debug { pkgRPMPM "false"; } Acquire::CDROM::Copy "true"; RPM { // Leave list empty to disable AllowedDupPkgs {"^kernel$"; "^kernel24$"; "kernel-smp"; "kernel24-smp"; "kernel-enterprise"; "kernel-BOOT"; "kernel24-BOOT"; "libpng"; }; HoldPkgs {"^kernel$"; "kernel-"; "^kernel24$"; "kernel24-"; "mozilla"; "gnome-media"; }; }
mozillaは、手動で/usr/localに入れてるから、 apt管理から外すため。 libpngは、Emacs21.3を入れるときに必要だったから、 重複インストールを許すために書いてある。 ちなみに、/etc/apt/sources.listは以下。
# # apt for RPM source.list sample # # Vine Linux 2.5 CDROM #rpm file:/mnt/cdrom Vine main # Vine Linux 2.6 Updates rpm http://updates.vinelinux.org/apt 2.6/$(ARCH) updates rpm-src http://updates.vinelinux.org/apt 2.6/$(ARCH) updates # Vine Linux 2.6 FTP rpm ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus plus-noarch rpm-src ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/apt 2.6/$(ARCH) main plus # VineSeed FTP #rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus plus-noarch #rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus
で、proxy経由でアクセスする場合には、環境変数にproxyサーバのアドレスを指定しとく。
http_proxy=http://proxy.ec.cs.fujitsu.co.jp:8080/2002/08/25:
/etc/apt/sources.list からVinePlus のために 2行をコメントアウトして有効に。修正後のsources.listは以下。 VineSeedのを有効にしちゃうと、ほとんど入れ換えと言うメにあうので、 VineSeedのやつは、必要なものをその都度、 手で指定してインストールすることにする。
# # apt for RPM source.list sample # # Vine Linux 2.5 Updates rpm http://updates.vinelinux.org/apt 2.5/$(ARCH) updates rpm-src http://updates.vinelinux.org/apt 2.5/$(ARCH) updates # Vine Linux 2.5 CDROM #rpm file:/mnt/cdrom Vine main # Vine Linux 2.5 FTP rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.5/$(ARCH) main plus plus-noarch rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.5/$(ARCH) main plus # Vine Linux 2.1.5 #rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.1.5/$(ARCH) main plus plus-noarch #rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt 2.1.5/$(ARCH) main plus # VineSeed FTP #rpm ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus plus-noarch #rpm-src ftp://ftp.jaist.ac.jp/os/linux/Vine/apt VineSeed/$(ARCH) main plus
既にいくつかのパッケージがupdate されているので、
% sudo apt-get update % sudo apt-get upgrade
しとく。
あと、aptの対象から外したい(Holdしたい)RPMパッケージがある時には、 [vine-users:037434] Re: apt-getでholdはできるのか を参考に/etc/apt/apt.confを修正する。 mozillaとか、 VineのではないRPMパッケージとかを入れてると、 Vineのものに戻されそうになるので、そういうのを防ぐ時とかに使うのね。 つうことで、mozillaをHoldした/etc/apt/apt.confは以下。
Dir { Bin { Methods "/usr/lib/apt"; } } APT { Get { Show-Upgraded "true"; } } Debug { pkgRPMPM "false"; } Acquire::CDROM::Copy "true"; RPM { // Leave list empty to disable AllowedDupPkgs {"^kernel$"; "^kernel24$"; "kernel-smp"; "kernel24-smp"; "kernel-enterprise"; "kernel-BOOT"; "kernel24-BOOT"; }; HoldPkgs {"^kernel$"; "kernel-"; "^kernel24$"; "kernel24-"; "mozilla"; }; }
必ずしもマウントする必要のないパーティションを
必要な時だけ動的にマウントするautofs を設定。
動的にマウントする先を、/mnt だけにするように
/etc/auto.master を以下のように修正。
#/misc /etc/auto.misc --timeout=60 /mnt /etc/auto.mnt --timeout=300
次に、/mnt にどのパーティションを動的にマウントするかを/etc/auto.mnt に記述。
cdrom -fstype=iso9660,ro,nosuid,nodev :/dev/cdrom cdrom1 -fstype=iso9660,ro :/dev/scd0 fd0 -fstype=vfat :/dev/fd0 winme -fstype=vfat,default,user,gid=500,uid=500 :/dev/hda1 wind -fstype=vfat,rw,default,user,gid=500,uid=500 :/dev/hdb1 mo -fstype=vfat,default,user,gid=500,uid=500 :/dev/sdb sd -fstype=vfat,rw,default,user :/dev/sda1 vine -fstype=ext2,ro :/dev/hda5
で、変更を反映するのに、autofs にSIGHUP を送っておしまい。
僕のサウンドカードは、チップがYMF-744B で、
Vine 2.1.5 ではALSA で音を出してたので、引き続き、ALSA でやることにする。
カーネル2.4 系では、モジュールの置場が
/lib/modules/${kernel-version}/misc/ から
/lib/modules/${kernel-version}/kernel/drivers/sound/ に変わったようで、
Vine 2.1.5 で使ってた
alsa-driver-0.5.8b は、rebuild しても使えない。
なので、VineSeedPlusから
を持ってきて、rebuild してインストール。
(rebuild するのは、alsa-driver だけでいいんだけど、ついでなので) % rpm --rebuild alsa-driver-0.5.12a-0vl0.1.src.rpm % rpm --rebuild alsaconf-0.4.3b-0vl6.src.rpm % rpm -ivh alsa-driver-0.5.12a-0vl0.1.i386.rpm \ alsaconf-0.4.3b-0vl6.noarch.rpm \ alsa-lib-0.5.10b-0vl2.i386.rpm \ alsa-utils-0.5.10-0vl3.i386.rpm
あとは、% sudo alsaconf で、 YAMAHA のチップ(YAMAHA_YMF7xx)を選択して、 初期値を入力(全部デフォでOK)して、おしまい。
これでALSA 自体はいいんだけど、ALSA は最初全てのボリュームが ミュートになってて、音が出ないので、amixer とかgamix (VinePlus にある) とかでミュートを解いてやる。そうすれば音が出るようになる。 で、音が出るようになったらその設定を保存。 (参考:ALSA のペイジ)
% sudo alsactl store
さらに、起動時(ALSA ロード時)にそれらが自動で読み込まれるように /etc/modules.conf に以下を追加する。
# restore settings for alsa post-install snd-mixer /usr/sbin/alsactl restore
あとは、GNOME コントロールセンターと、Enlightenment の設定メニューで サウンドを有効にしてやれば、おけ。
ローカルネットワークからの接続と某ホストからのftp 接続を許すように設定。 忘備録をかねていろんな表記を含めとく。
# /etc/hosts.allow ALL: 192.168.0.0 ALL: LOCAL in.ftpd: hoge.example.com,192.168.0.0/255.255.255.0,127.0.0.1
# /etc/hosts.deny ALL: ALL: spawn=(/usr/sbin/safe_finger -l @%h | /bin/mail -s deny-%d-%h yoshi@example.com)
hosts.deny では、接続を拒否した際に、 相手にfinger を打って、その結果を自分にメールするようにしてる。
いちいちsu でroot にならずともroot 権限でコマンドが実行できるやつね。
これが使えるように/etc/sudoers に普段のアカウントを追加。
#yoshi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL yoshi ALL=(ALL) ALL
コメントアウトしてある1行目の方を有効にしちゃうと、 全てのsudo コマンドが、ノーパスワードでスルっと通っちゃって ひじゃうに恐いので、2行目のようにして使う。
Vine 2.1.5 と同じ鍵を使うし、以下のディレクトリを基本的にコピーしたのみ。