40歳のクルム伊達が、2時間56分の試合を通じて果敢に動き回り、ウィリアムズのスピードやパワーに対抗した。68年の大会オープン化(プロ参加容認)以降では初となる40代での3回戦進出はならなかったが、そのプレーは驚きとともに称賛された。23日の現地各紙でも、ウィリアムズを苦しめた戦いぶりが取り上げられた。
さまざまな努力が、驚異のプレーの礎だ。今の若手には少なくなった、攻撃的にネットプレーを仕掛ける積極性も支える。ウィリアムズも「彼女はまさに偉大な模範だ」とクルム伊達をたたえた。
クルム伊達公子、すごかったよ。第2セットから見始めたけど、あまりに競っているので録画しているのにそのまま最後まで見てしまったよ。素晴らしかった。
◆私は、原発事故にかんして国民全体に責任があるという考え方には反対です。電気の無駄使いについては責任があるかもしれません。でも、私たちは(原発の)危険性についてどれだけ知らされていたでしょうか? 学校で習ってきたでしょうか?
むしろ、学校の掲示板に、原発はクリーンなエネルギーで、安全で不可欠なものだというポスターがはってありました。そうしたポスターや作文の募集もありました。それをしたのは、東京電力と国です。そんな教育をうけた私たちが、原発はあぶない! つくらないほうがいい! という意見をもつことができたでしょうか。これからみんなで話し合って、大人が何を間違えたのか、を考えていく必要があると思います。(神奈川県鎌倉市・小5)
すご。「大人が何を間違えたのかを考える必要がある」って、どんな小5ですか。