Last modified: Thu Dec 9 22:31:17 JST 1999

Slackware 3.5 インストールメモ

フレーム版


今まで職場では
メインマシンとしてFMV 5133T3にてlinux(slackware 2.x)を使用していましたが、
FMV-PRO 7400T4を入手できたため、メインマシンの移行を敢行しました。

この文書はインストール作業中に自分のメモとして書きなぐったもので、
文章のまとめなど未だメモレベルのものですが、
それらが整う頃にはネタが古くなってしまうので、
まずはとにかく公開します。

新マシンのハード構成は、
  本体:Fujitsu FMV-PRO 7400T4
  CPU:PentiumII 400MHz x1
  メモリ:256MB
  ディスク:4GB + 9GB = 13GB(全てSCSI)
  他の外部記憶:640MB MOドライブ、DAT
です。
文中のforceとは前のマシン名で、fivestarが新マシン名です。

ディスクの割り付け
 sda 4GBは2GBずつ2つに割って、sda1はwin98、sda2にlinuxを入れることにしました。
 あ、linux swapに50MB弱を割り当てたから、linuxはsda3ですね。
 sdb 9GBは3GBずつ3つに割りました。
 fdiskでsdaを設定した後、cfdiskも使ってみましたが、
 これはキャラベースだけれどメニュー形式で作業ができて結構よいです。(できることは一緒)

win98のインストール
 楽勝。クリアインストールでサクっと入りました。
 M$なんでこれ以上は触れません。(笑)

slackware3.5 setup実行
 ・マウント
  swap		sda2	50MB
  /		sda3	1.9GB
  /usr/local	sdb1	3.0GB
  /home		sdb2	3.0GB
  /mnt		sdb3	2.5GB
  /win98	sda1	2.0GB

 ・インストール元CDROMの指定
   オートサーチでも、ちゃんとATAPIのCDROMを見付けてくれました。

 ・インストールするものを指定
   全部チェックしました。modeは"full"にしたので、
   何も聞かれること無く(no prompt)全てのファイルコピーが行われました。
   しっかし、速いです。10分かからずに全部ディスクにコピーしてしまいました。

 ・kernelの選択
   install boot diskのkernelをディスクに入れるように指定。
   そうしないと多分、symbiosのSCSIコントローラが認識されないです。
   SCSIディスクしか付いていないのでそれでは立ち上がらないので。

 ・boot diskの作成
   lilo boot diskを作成。

// これでSlackware3.5 setupは終了。
// リブート後、無事に起動しました。

kernel再構築
 setup直後だとon bord LANを認識しないので、kernelの再構築を。
 make menuconfig で、SCSIとLANのところだけ気にして再構築。それでうまくいきました。

Xの設定
 xf86configで設定。
 Millennium II AGPもサポートされているので、簡単簡単。
 モニターの取扱説明書のHsync, Vsyncさえ分かれば大丈夫です。
 表示レゾルーションの順番は直接/etc/XF86Configを修正しました。

PJEのインストール
 ・ezinst
   ezinstのインストールは、シェルスクリプトで書いてある通りに。
   あとはKONを起動し、tgz/packagesに移動して、ezinst -jでOK。
   (tgzディレクトリがslackware用)

・ルールの選択
   かんな系で全部選択

 PJEを入れると/usr/lib/libdb.so, libgdb.soが古いのにされてしまいます。
 すると、perlやsendmailが動かなくなるので、
  ln -s libdb.so.1 libdb.so.2
  ln -s libgdb.so.1 libgdb.so.2
 として回避しました。

// ここまでがいわゆるOSのインストールの作業
// あとは各ソフトウェアのインストールおよび設定です。

forceの資源のコピー
 force側でshareさせるために、
 /etc/exportsに以下を記述してnfsdを再起動させます。(HUPシグナル送ればOK)
  /       (rw,no_root_squash)
 これで、root配下を誰でもrwできるようになります。
 そして fivestarでmountしてコピーをしました。

 なお、slackware3.5では、/etc/hosts.allow , /etc/hosts.denyも
 いじらないとmountdが怒ってshareさせられません。

Xでキーマップが変わってしまう
 なので、/etc/XF86Configを書き換えました。
#    XkbDisable
 となってるところを
    XkbDisable
 とコメントを外します。すると、X起動前のキーマップで動きます。

netscapeがcoreを吐く
 homeをそのまま持って来ていたので ~/.netscape配下を消してみました。
 しかし、それではだめでした。
 ~/.Xdefaultsにnetscapeの記述が2行あったのでそれを消してみたらうまくいきました。

emacs関連
 ・load-pathのpathが違う
   以前は、/usr/local/lib/muleでしたが、slackware3.5(emacs19.34?!)では、
   /usr/local/share/emacs/にあります。なのでload-pathなどの書き換えが必要です。
   しかし、起動時にエラーが出ます。
   →.emacsに
    (define-key c-mode-map "{" 'electric-c-semi)
     の行があると19.34ではエラーがでます。
     これをコメントにしたら.emacsは全部読み込まれました。

 ・Mewのインストール
   そのままだとmewのインストールでもディレクトリが違うため失敗します。
   /usr/local/lib/muleにシンボリックリンクでも張るか、というのは邪道すぎです。
   →mewのmakefileにlispのディレクトリの指定があるので、そこを直します。

   また、Mewのソースにあるmew-gnus.elも/usr/local/share/emacs/site-lisp
   にコピーします。(gnusで読むときにmewを使うために)

 ・丸文字フォントで書くときにずれる
   .Xdefaultsの
    Emacs*FontSetList: 14,16
    Emacs*FontSet-14:    -*-marumoji-medium-r-*--14-*-jisx0208.1983-*
    Emacs*FontSet-16:    -*-marumoji-medium-r-*--16-*-jisx0208.1983-*
   となってるところを
    Emacs*FontSetList: 16,14
   と変えるとずれなくなりました。14で表示しようとするとダメみたいです。

 ・html-helper-modeのインストール
   これも見当たらなかったので、
    cp html-helper-mode.el html-font.el /usr/local/share/emacs/site-lisp/.
   と、forceのディスクからコピーしました。

 ・rule.elのインストール
   これも見当たらなかったので、
    cp -pi rule.el /usr/local/share/emacs/site-lisp/.
   とforceよりコピー。

 ・DictServe.elのインストール
   これもなかったので、
    cp -pi DictServe.el /usr/local/share/emacs/site-lisp/.
    cp -pi manip_window.el /usr/local/share/emacs/site-lisp/.
   とコピー。

 ・irchat-2.4jp23bのインストール
   入っていたのはirchat-2.4jp23aなので、
    cp -pi irc* /usr/local/share/emacs/site-lisp/.
    cp -pi defsubst* /usr/local/share/emacs/site-lisp/.
   としました。それに入っていた23aは、
    74 fivestar:/usr/local/share/emacs > ls site-lisp/ir*
    site-lisp/irchat-2.4jp23a:
    ./                    irchat-dcc.el         irchat-inlines.elc
    ../                   irchat-filter.el      irchat-setpath.el
    defsubst.el           irchat-filter.elc     irchat-vars.el
    defsubst.elc          irchat-globals.el     irchat-vars.elc
    irchat-commands.el    irchat-globals.elc    irchat.el
    irchat-commands.elc   irchat-handle.el      irchat.elc
    irchat-copyright.el   irchat-handle.elc
    irchat-copyright.elc  irchat-inlines.el
    75 fivestar:/usr/local/share/emacs > 
   と、さらに下位のディレクトリに入っていました。(mew-1.70もそうでした)

   あと、.emacsのforceというマシン名をfivestarに変更。
   irchat_vars.elでも同様にマシン名を変更。

MOのマウント

 /dev/sdc       /mo        vfat       noauto,rw,user   0   0
 を/etc/fstabに追加しました。

かんなの辞書の移行
 forceのものをいきなりコピーしたらmuleがcoreを吐くようになってしまったので、
 まず、muleでcanna-tourokuをして、ユーザ辞書をかんなに作らせました。
 すると、/usr/local/canna/lib/dic/user/yoshi/が作成され、
 配下にusr1.ctdというのができます。
 forceでは/usr/local/canna/lib/dic/user/yoshi/とディレクトリは同じですが、
 usr1.ctdではなく、user1.tでした。
 しかし、ただ名前をusr1.ctdにして置いてみたら、
 mule再起動後にちゃんと登録単語を表示してくれました。

systemログのローテーション
 Slackware系にはsystemログのローテーションが設定されてないので、
 自作シェルを定期的にcronで走らせます。

#!/bin/sh
# system系のログをローテーションする。
#
# author: yoshi@ec.cs.fujitsu.co.jp
# created: 1998/12/04

cd /var/log

# lotate messages
if [ -f messages.3 ]; then mv -f messages.3 messages.4; fi
if [ -f messages.2 ]; then mv -f messages.2 messages.3; fi
if [ -f messages.1 ]; then mv -f messages.1 messages.2; fi
if [ -f messages.0 ]; then mv -f messages.0 messages.1; fi
cp -pi messages messages.0
cp /dev/null messages

# lotate syslog
if [ -f syslog.3 ]; then mv -f syslog.3 syslog.4; fi
if [ -f syslog.2 ]; then mv -f syslog.2 syslog.3; fi
if [ -f syslog.1 ]; then mv -f syslog.1 syslog.2; fi
if [ -f syslog.0 ]; then mv -f syslog.0 syslog.1; fi
cp -pi syslog syslog.0
cp /dev/null syslog

# lotate mail
if [ -f mail.3 ]; then mv -f mail.3 mail.4; fi
if [ -f mail.2 ]; then mv -f mail.2 mail.3; fi
if [ -f mail.1 ]; then mv -f mail.1 mail.2; fi
if [ -f mail.0 ]; then mv -f mail.0 mail.1; fi
cp -pi mail mail.0
cp /dev/null mail

# lotate xferlog
if [ -f xferlog.3 ]; then mv -f xferlog.3 xferlog.4; fi
if [ -f xferlog.2 ]; then mv -f xferlog.2 xferlog.3; fi
if [ -f xferlog.1 ]; then mv -f xferlog.1 xferlog.2; fi
if [ -f xferlog.0 ]; then mv -f xferlog.0 xferlog.1; fi
cp -pi xferlog xferlog.0
cp /dev/null xferlog

# lotate ntplog
if [ -f ntplog.3 ]; then mv -f ntplog.3 ntplog.4; fi
if [ -f ntplog.2 ]; then mv -f ntplog.2 ntplog.3; fi
if [ -f ntplog.1 ]; then mv -f ntplog.1 ntplog.2; fi
if [ -f ntplog.0 ]; then mv -f ntplog.0 ntplog.1; fi
cp -pi ntplog ntplog.0
cp /dev/null ntplog

 このシェルをrootで月に1度走らせるよう設定しました。

giftrans-1.11.1のインストール
 どうも入ってないようなので、forceのものからインストールすることに。
 といっても、cソースとバイナリしかないディレクトリだったので
 バイナリを/usr/local/bin/にコピーしてchmod 755しただけです。

makeのインストール
 make -v すると
GNU Make version 3.76.1, by Richard Stallman and Roland McGrath.
 と、forceよりも新しいので、そのまま。

PGP
 入っているのとヴァージョンは同じようでしたが英語版だったので、
 forceのバイナリをまるごとコピーしました。(forceでは日本語化パッチを適用済)
 ~/.pgpもまるごとコピー。

telnetx
 これも入っていなかったのでインストールしました。
 make installしようとするとtelnetdとか入れ換えようとしてしまいますが、
 /usr/ucbとか/usr/libexecとか変なところにコピーしようとして、
 存在しないのでコピーしない、などと結果的に悪さはしませんでした。

telnetxだけ/usr/local/binに手でコピーしました。
 bpとかtransit,sz,rzとかはmake installで/usr/local/binにコピーされます。

xdaliclock
 入ってないので、forceの置いてあったソースディレクトリからmake installしました。

xearth-1.0
 入っていないので入れようとしましたが、
 make -n intallで確認したら、
make: *** No rule to make target `/usr/X11R6/lib/libXExExt.a', needed by `xearth'.  Stop.
 と怒られたので、
 make clear、xmkmf, make all, make installとやったら、うまくいきました。

xmulti200beta4
 いきなり、xmkmf, make, make installでしましたが、OKでした。

jpeg-6a
 コマンドが入ってなかったので、多分未インストールだろうとインストールしました。
 make clean, configure, make, make test, make install
 でOKです。

libpng-1.0.1
 /usr/libにlibpngほげほげ、があったので、入ってると判断しノータッチです。

libpng-1.0.2
 その後、1.0.2へと新しくなっていることが判明。
 http://www.cdrom.com/pub/png/pngcode.html より入手しました。
  % cp script/makefile.lnx makefile
  % make; make install
 で入れ換え。
 libpng.so.2 が/usr/local/libにできます。

madoka3.47.8
 入っていないのでインストール。
  bash# cp -pi madoka.pl /usr/local/bin/madoka3.47.8.pl
  bash# cd /usr/local/bin
  bash# chmod 755 madoka3.47.8.pl 
  bash# ln -s madoka3.47.8.pl madoka.pl
 としました。
 ただ、perlのpathが/usr/bin/perlなので直す必要があります。

nako159wap
 入っていないのでインストール。
 make clean, make, make installして
  bash# mv nako nako159wap
  bash# ln -s nako159wap nako
 としました。

rvplayer5.0
 ディレクトリごとコピー。
  # cp -pir rvplayer5.0 /usr/local/.
 LD_LIBRARY_PATHに/usr/local/rvplayer5.0を追加。
 ねすけのpluginにする設定とかは面倒だったのでやっていません。
 その方法は、rvplayer5.0のディレクトリのindex.htmに書いてあります。

socks5-v1.0r5
 ないのでインストール。
  make clean, rm config.cache, configure, make, make install
 でOK。


xpm-3.4j
 これも/usr/X11R6/libにありました。
 libXpm.so.4.11だったので、slackware3.5の方が新らしそうでした。

zlib-1.1.2
 これも/usr/libにあったみたいなんで、入れてません。

zlib-1.1.3
 その後、1.1.3へと新しくなってることが判明。
 http://www.cdrom.com/pub/infozip/zlib/ から入手しました。
  % configure --shared ; make test; make install
 で一発です。
 ただし、/usr/local/libにインストールされます。

fvwmの移行
 fvwmのModulePathが変わってるので変更しました。
   ModulePath /var/X11R6/lib/X11fvwm:/usr/lib/X11/fvwm

fvwm2(1999/02/24)
 http://www.fvwm.org/より
 fvwm-2.2.tar.gz を入手。

 % tar xvfz fvwm-2.2.tar.gz
 % cd fvwm-2.2
 % ./configure
 % make ; make check
 % su
 # make install

 いろいろ他機能になったようで、すぐに動かないと困るというのもあって、
 まだコンパイルだけで実際には入れ換えてません。

CMLの移行
 /usr/local/etc/cml配下をコピー。
 /etc/aliasesをコピー。

CML
 今まで2.5.1を使っていましたが、久々にチェックしたら3.0.1になってました。(1999/02/18)

 ftp://ftp.win.or.jp/pub/network/mail/cml/ より
 CML-3.0-Release.tar.gz と CML-3.0-Release-CML-3.0.1.patch を入手。

 1.tar xvfz CML-3.0-Release.tar.gz
 2.cd CML-3.0-Release
 3. ./configure 
 4.su
 5.make install

 これでインストールはおしまい。

 同じディレクトリへインストールしても、
 2.5.1で動かしていた既存のMLには何も影響なく大丈夫です。

Sambaの設定
 sambaが暗号化パスワードを使うように設定する。smb.confの
   encrypt passwords = yes
 を有効にしました。
 と同時に、samba専用のパスワードファイルが必要になるので、
 コンパイル時に SMB_PASSWD_FILE で指定したファイルを作成しました。
 UNIXのパスワードファイルから、SAMBA 用のパスワードファイルを作成する
 スクリプトが用意されているので、rootになって、SAMBA の source ディレクトリにある 
 mksmbpasswd.sh を使って行います。
   # cat /etc/passwd | mksmbpasswd.sh > /usr/local/samba/private/smbpasswd
 
 smppasswd ファイルを作成したら、各ユーザのパスワードを設定します。
 パスワードの設定を行うには、SMB_PASSWD で指定したパスワード変更プログラムにより、
 各ユーザのパスワードを設定します。
   # smbpasswd foo
   New SMB Password: <パスワードの入力>
   Repeat New SMB Password: <パスワードの再入力>
 しかし、そのままではNTパスワード認証に失敗します。
 /usr/local/samba/private/smbpasswd をエディタで開いて、該当アカウントのところに
 [DU           ]とかあったら、[U            ]に直すことで解決します。
 Dはdisableなのです。

 また、後日、
 samba-2.0.0beta2.tar.gzが出たので入れ換えました。(更に後日samba-2.0.0も出たので入れ換えた)
  % cd source; configure; 
    この後、漢字ファイル名が使えるように source/Makefileに、
      CFLAGS=-O -DKANJI=\"euc\"
    と、修正を加えます。
  % make; make install; make installman
 でインストールは完了します。

 しかし、これはデフォルトでは/usr/local/samba/配下に入ります。
 Slackware3.5は標準でsambaが組み込まれており、
 それは/usr/sbinに入っているので pathなど気をつける必要があります。

 また、Slackware3.5インスト直後は/etc/smb.confが設定ファイルになっていますが、
 samba標準では/usr/local/samba/lib/smb.confなので移す必要があります。

 また、Slackware3.5はインストール後は/etc/rc.sambaでsambaをデーモンで起動しています。
 僕の好みではinetd起動なので直しました。
   1./etc/inetd.confに以下の2行を追加。
     netbios-ssn     stream  tcp     nowait  root    /usr/local/samba/bin/smbd       smbd
     netbios-ns      dgram   udp     wait    root    /usr/local/samba/bin/nmbd       nmbd
   2./etc/rc.d/rc.sambaを無効化
     面倒なのでファイルはそのままに中身を全部コメントにしました。

 さらに、swatを使えるようにします。
 /etc/servicesに
 swat            901/tcp
 を追加。
 /etc/inetd.confに
 swat    stream  tcp     nowait.400      root    /usr/local/samba/bin/swat       swat
 を追加し、inetdにHUPシグナルを送ります。

 この作業後、webブラウザでlocalhost:901にアクセスすれば、
 sambaの管理がブラウザからできます。これは便利ですね。:)
 
ImageMagick-4.0.5
 % configure; make
 で通るはずがencode.cのコンパイルが通りません。
 →libpng.so.1では動かず、libpng-1.0.1→libpng1.0.2と新しくしたら通りました。
 あとは、make install でOK。
 
Shockwave and flash player
 http://www.macromedia.com/shockwave/download/ から入手。
 展開して、libflashplayer.so を$NETSCAPE_HOME/plugins に置き、
 ねすけを再起動するだけでshockwaveコンテンツが再生できました。

xpdf
 http://www.foolabs.com/xpdf/ から入手。
 展開して、
  % ./configure --enable-japanese --with-gzip --enable-a4-paper
  % make; make install
 でOK。
日本語man
 
http://www.linux.or.jp/jman/JM.html より man-pages-ja-0.3.tar.gzを入手。

  1. 日本語対応manコマンドのインストール
     # make install_jman
  2. 日本語manページのインストール
     % make config  ←いくつか聞かれますが全てデフォルトで入力
     % su
     # make install
でOK。表示させるには、LANGをja_JP.ujisにしてからmanを実行すればOK。


1999/06/08:
 ふと見に行くと、man-pages-ja-0.4.tar.gzが出ていました。 日本語manコマンド自体も1.5aから1.5fへと新しくなっていましたので、 同様の手順を最初から繰り返しバージョンアップしました。

WordPerfect 8.0 for Linux

 http://linux.corel.com/ から入手したアーカイブを展開します。
 ディレクトリが仕込まれてないので自分でディレクトリを作ってから展開します。

 1.tarなので展開する。
 2../Runme スクリプトを実行する。
   アーカイブの展開からインストールへと流れるのでrootでやりましょう。
 3.インストールプログラムが起動する。
   元はwindowアプリなのでこのインタフェースはいいかもしれませんね。:)
 4.license agreementの後にインストールディレクトリの指定になります。
   /usr/local/wordperfect8と指定。
   3タイプのインストールがある。small, midium, full。fullにしました。
 5.magicファイルを編集していいか聞かれる。
   magicファイルが何だか分からないので、自分でbackupをとったあと、updateといれました。
 6.プリンタの選択。
   ついてないので適当にepsonのやつを選択。
 7.あとは適当にいれてくと、ファイルコピーが始まります。
   そして、終わります。かんたんです。:)

 winアプリのインストールみたいで見やすいです。
 winアプリメーカのlinux移植アプリは今後こうなっていくんでしょうね。
 望ましいことだと思います。:)

sendmail
 利用したアーカイブは、
 sendmail.8.9.1.tar.gz + sendmail891+3.1W.patch + CF-3.7Wpl2.tar.gz
 1.sendmailを展開する
   % tar xvfz sendmail.8.9.1.tar.gz
 2.WIDEのパッチをあてる。
   % cd sendmail-8.9.1/src
   % cd patch < sendmail891+3.1W.patch
   % cd ..
 3.makeする
   % ./Build
   面倒なのでWIDEパッチをあてたままのオプション構成でコンパイル。
   変えたければ src/conf.hを編集します。
 4.CFを展開する
   % tar xvfz CF-3.7Wpl2.tar.gz
 5.sendmail.cfを作る
   CFは日本製なので付属のREADME.jpnを見ればわかるでしょう。
 6.backupをとってから入れ換える
   ps -ax | grep sendmail でpidを調べてkillで止めます。
   入れ換えは /usr/sbin/sendmail と /etc/sendmail.cf を退避してから。
 7.起動しなおす。
   % su
   # /usr/sbin/sendmail -bd -q15m
   # newaliases

 でも、実は7.のところで問題が起こります。
 slackware3.5インストール後の状態では
 /var/spool/mqueue のディレクトリはrootの所有になっています。
 今度のsendmailはdaemon権限でスプールに書きにいくので
 書き込めずにメールが消えていきます。(笑)
 なので、
  # cd /var/spool/mqueue
  # chown daemon .
 とする必要があります。

 入れ替えたら、すぐに新しいのが出てしまいました。。。
 http://www.sendmail.com/ より sendmail.8.9.2.tar.gz を入手。
 sendmail.8.9.3.tar.gz(1999/02/04 Release)
 まだリリースから日が浅く、wideのパッチも出てないのでそのまま使います。

 1.sendmailを展開する
   % tar xvfz sendmail.8.9.3.tar.gz
 2.makeする
   % cd src; ./Build
 3.インストールする
   % cd obj.Linux.2.0.34.i686
   % su
   % Build install-sendmail
     インストールするとプログラムは/usr/sbinに置かれ、
     newaliasesなどのシンボリックリンクも作られます。 

 なお、sendmail.cfは8.9.1の時のまま。これで問題なく動作します。

ndtpd-2.1.2
 CDROM書籍を見るためのデーモン。

 http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/ndtpd/index-ja.html
 より、ndtpd-2.1.2.tar.gzを入手。

 1.展開する
  % tar xvfz ndtpd-2.1.2.tar.gz
 2.コンパイルする
  % ./configure
  % make 
  % make test
  % make install

bookview-2.1.1
 ndtpデーモンに対するtcl/tkベースのクライアントです。
 
 http://www.sra.co.jp/people/m-kasahr/bookview/index-ja.html
 より、bookview-2.1.1.tar.gzを入手。

 1.展開する
  % tar xvfz ndtpd-2.1.2.tar.gz
 2.コンパイルする
  % ./configure
  % make 
  % make test
  % make install

 ただ、起動しませんでした。
 どうもtcl/tkのバージョンが古いのかもしれないです。
 (マシンのPJEバージョンは0.1.1ですし)
 そのため、以下のtck/tkをいれることに。

tcl8.0.4
 tcl8.0.4.tar.gzを入手。

 1.展開する
  % tar xvfz tcl8.0.4.tar.gz
 2.jpパッチをあてる
  % cd tcl8.0.4
  % patch -p1 < tcl8.0.4jp1.3.patch 
 2.コンパイル
  % cd unix
  % ./configure   (日本語パッチを当てても同じでOK。--enable-kanjiはdefault)
  % make
  % make test

 しかし、今はここで作業を止めてます。
 tck/tkは今バージョンが混乱しているようなので落ち着くまで静観します。:p

tk8.0.4
 tk8.0.4.tar.gzを入手。

 1.展開する
  % tar xvfz tk8.0.4.tar.gz
 2.jpパッチをあてる
  % patch -p1 < tk8.0.4jp1.3.patch 
 2.コンパイル
  
 これも上記と同じで作業見送り。

mirror-2.9
 ftp://sunsite.sut.ac.jp/pub/archives/packages/mirror/
 から mirror-2.9.tar.gz を入手。

 1.展開する
  % mkdir mirror-2.9
  % cd mirror-2.9
  % su
  # perl install.pl linux
    About to install mirror

    To the following questions press return to use the default value shown
    in brackets or enter a new value.

    The command to run perl programs is [/usr/bin/perl]? 
     using /usr/bin/perl
    The place to install mirror commands is [/usr/bin]? /usr/local/bin
     using /usr/local/bin
    The place to install mirror support libraries [/usr/local/bin]? 
     using /usr/local/bin
    Installing mirror
    Install mirror.pl into /usr/local/bin/mirror
    Install mm.pl into /usr/local/bin/mm
    Install pkgs_to_mmin.pl into /usr/local/bin/pkgs_to_mmin
    Install prune_logs.pl into /usr/local/bin/prune_logs
    Install do_unlinks.pl into /usr/local/bin/do_unlinks
    Install dateconv.pl into /usr/local/bin/dateconv.pl
    Install ftp.pl into /usr/local/bin/ftp.pl
    Install lchat.pl into /usr/local/bin/lchat.pl
    Install lsparse.pl into /usr/local/bin/lsparse.pl
    Install socket.ph into /usr/local/bin/socket.ph
  #
 簡単です。

VNC
 X上の窓内にWinのデスクトップを出してwinをリモートで操作したり、
 その逆もまたできる優れ物ソフトウェアです。
 
 http://www.uk.research.att.com/vnc/ より vnc-3.3.2r3_unixsrc.tgzを入手。
 入手時には名前とか入力しないといけないです。
 ちゃんと開発者さんにコメントをいれてあげましょう。:)

 make は簡単です。
 展開して、
  % xmkmf ; make World; cd Xvnc; make World; cd ..
  % su
  # ./vncinstall /usr/local/bin
 でOKです。

SATAN
 satan-1.1.1.linux.fixed2.tgz を入手。
 展開して、
  % cd satan-1.1.1
  % reconfig
  % make linux

 とりあえず入手はしましたが、まだ動かしてはいません。

xntp
 http://www.eecis.udel.edu/~ntp/ より xntp3-5.93-export.tar.gz を入手。
 これも簡単です。

 1.展開する
 2.cd xntp3-5.93-export
 3. ./configure ; make; make check
 4.su
 5.make install

 設定ファイル(/etc/ntp.conf)を書く。(例)
 server          cesium.mtk.nao.ac.jp   # 国立天文台
 server          ntp.sut.ac.jp          # 東京理科大
 driftfile       /etc/ntp.drift
 logfile         /var/log/xntp.log

 あとはxntpdをrootで実行すればOK。

aterm
 半透明な窓がきれいです。:)
 http://members.xoom.com/sashav/aterm/ より aterm-0.3.2.tar.gz を入手。
 これもかんたん。

 1.tar xvfz aterm-0.3.2.tar.gz
 2.cd aterm-0.3.2
 3. ./configure --enable-kanji ; make
 4.su
 5.make install

 しかし、このままだとBSキーが効かなかったり、sjisで起動してもSJIS文字が化けたり、
 ktermでCtrl+マウス2で出るメニューが出なかったりするので、
 リソースの設定とか必要みたいです。 (やってません)

XHisho (1999/06/07)
 
http://www.db.is.kyushu-u.ac.jp/~kimura/xhisho/index-j.html より xhisho009b.tar.gz を入手。

 コンパイルは割と簡単。
 % tar xvfz xhisho009b.tar.gz
 % cd xhisho009b
 % vi config.tmpl ← linuxの場合は、FreeBSDなコメントを外す。
他にメールPOPするのなど必要に応じて変更する。
 % xmkmf
 % make
 % cp -pi hisho.xpm akari.xpm (*1)
 % su
 # make install
 READMEが日本語で書かれているので、それを見ればコンパイルで悩むことはないでしょう。

(*1)ただ、動かすにはちょっとひねりが必要です。 make installでxpmファイルがインストールされないので、 自分で名前変えてやらないとなりません。
 メールをbiffしてくれるんですが、これもそのままではダメでした。 デフォルトのスプールディレクトリが/var/mail/$USERなので、 XHisho.MailAlert.mailbox: /var/spool/mail/ というリソースを~/.Xdefaultsに書き足します。
 Custom.jpには 〜$USER と書いてありますが、$USERはいらないです。 ディレクトリだけでないと認識してくれません。 (ソースをみたら、getenv("USER")してました)

 あと、メールを表示するやつも20行以上は設定できません。バッファ溢れてcoreを吐きます。 (ソースをみたらバッファに1024byteしか取ってなかったです(^^;)

 またまた、実行ファイル名もxakariです。xhishoってREADMEにありますが。 そこらへんは、README.mowemoweを読むとわかります。:D

 これは、スケジュールも日本語で書き込めるし、biffもMIMEデコードしてくれるし、 結構いいかもしれません。:)


1999/06/07:
 ファイナルβが出ました。(xhisho009e.tar.gz)
サンプル画像が添付され、設定まわりが変わっています。 あと好きなタイミングでメールチェックして欲しい、 という要望を出していたのですがそれが実装されていました。:)

 % tar xvfz xhisho009e.tar.gz
 % cd xhisho009e
 % vi config.tmpl

 linuxの場合は、FreeBSDなコメントもundefにする。 README.jpにはlinuxならデフォルトでいいなんてあるけど、それではコンパイル通らない。 他にメールPOPするのなど必要に応じて変更する。 僕は#define XAKARIしました。:p
 % xmkmf -a
 % make
 さてさて、今回も一発では行きませんね。このままではmake installに失敗します。 sample/holidayをコピーするようにMakefileにはありますが、 そんなファイルは存在しません。sample/xhs.holidayに直しましょう。
 あと、akari.xpmをコピーするところも同様で存在しません。 akari.bmpをそれにxpmにしてリネームするか、Makefileを直しちゃうかですね。 僕は他のCGからgimpで顔部分だけ切り出して作ったファイルを使っていますけど。 (でも.Xdefaultsに指定しても切り替わらない。。。起動オプションで指定してる)
 % su
 # make install

あとは起動するだけです。
 xakari -cgfile /usr/X11R6/lib/X11/xhisho/blade23.xpm &
なんて起動してます。ついでにXリソースも載せておきましょう。

!
! For X秘書
!
XHisho.cgfile: /usr/X11R6/lib/X11/xhisho/blade23.xpm
XHisho.MailAlert.m_timeout: 3
XHisho.MailAlert.mailbox: /var/spool/mail/
XHisho.MailAlert.m_check: 60
XHisho.MailAlert.fromMaxLen: 50
XHisho.MailAlert.maxLines: 20
XHisho.OpenMessage.leaveTime: 10
XHisho.OpenMessage.pastSchedColor: Grey
XHisho.OpenMessage.alertSchedColor: red
XHisho.OpenMessage.normalSchedColor: black
XHisho*background: LightGreen
というところでしょうか。 でも今回の版からは.xhishoなんてファイルも作るみたいですね。 まだ使い込んでないんでよく分かってませんが。
1999/06/14:
 この状態でも、実はスケジュールを入力するとばしばし落ちていました。 ですので、作者さんにメールで御報告したのですが、 そうしたらなんと速攻で修正ソースが頂けました。 そして、それを試してみると落ちるのは直りました。:) すばらしい。
 そのうちwebページに載ることでしょう。
1999/07/07:
 Ver.1.00[Lime Release 0]正式リリースされました。(xhisho100.tar.gz)
makeの不具合も解消されているようでサクっとインストールできます。(方法は同じ) 落ちることもなくよさそうです。:)


CVS
 http://www-vox.dj.kit.ac.jp/nishi/cvs/cvs.html から辿って、
 cvs-1.10.4.tar.gz を入手。

 1.tar xvfz cvs-1.10.4.tar.gz
 2.cd cvs-1.10.4
 3. ./configure ; make ; make check
 4.su
 5.make install

 これでインストールはおしまい。
MHonArc
 http://www.oac.uci.edu/indiv/ehood/mhonarc.html から辿って、
 MHonArc2.3.3.tar.gz を入手。

 あと日本語subjectを扱うためにパッチとして
 http://www.ring.gr.jp/openlab/namazu/index-j.htmlから入手した
 namazu-1.3.0.5.tar.gz の contrib/MHonArc-2.2.0-Japanize-Namazu.patch-1.3a.gz
 のパッチを当てました。

 1.tar xvfz MHonArc2.3.3.tar.gz
 2.cd MHonArc2.3.3
 3.patch -p1 < MHonArc-2.2.0-Japanize-Namazu.patch-1.3a
 4.su
 5.perl install.me

 するといろいろプロンプトで聞かれるので答えるとインストールはおしまい。
 インストール先デフォルトは/usr/binでしたが(perlのパスと同じにするみたい)、
 /usr/local/bin に変えました。

 ただ、このままだとパッチによって作られた lib/iso2022jp.plがインストールされないので
 手でコピーしました。
 # cp -pi lib/iso2022jp.pl /usr/lib/perl5/site_perl/.

 これでも、まだ日本語が化けます。

 その解決方法は、
 http://www.shiratori.riec.tohoku.ac.jp/~p-katoh/Hack/Docs/mhonarc-jp/
 でばっちりです。

 多分、
 MHonArc-2.2.0-Japanize-Namazu.patch-1.3aのパッチとiso2022jp.plはやらんでもOKでしょう。
irchat-font-lock.el
 http://www.na.rim.or.jp/~nishino/soft/irchat-font-lock.html から辿って、
 irchat-font-lock.el を入手。

 これで、
 irchatの画面で文字の色づけやキーワードによるbeep音などの設定ができるようになります。
 .emacsへの書き方は、webの通りに書き足すだけでOKです。
PGP 5.0i (1999/03/29)
 今まで2.6.3iを使ってきましたが、そろそろ移行してもいいかな、と
 http://pgp.iijlab.net/から
 pgp50i-unix-src.tar.gz を入手。

 1.tar xvfz pgp50i-unix-src.tar.gz
 2.cd pgp50i/src
 3. ./configure ; make
 4.su
 5.make install

 インストール自体はこれだけです。

 次に、自分のpgp環境の引き継ぎです。
 キーリングは今までどおりのものを使いたい場合に手作業が必要になります。
   mv ~/.pgp/pubring.pgp ~/.pgp/pubring.pkr
   mv ~/.pgp/secring.pgp ~/.pgp/secring.skr
   mv ~/.pgp/config.txt ~/.pgp/pgp.cfg

 をやります。これらはファイル名が変わっただけのようです。

 しかし、今までヘルプなどは日本語が使えるようにしていたのですが、
 この辺りの設定ファイルは仕様が大きく変わっていて、
 5.0用にただファイル名を変えても駄目なようです。
 READMEには"やるな"と書いてありますしね。

 なので~/.pgp/language50.txtは用意していませんので、
 デフォルト値が使われています。(英語ってことですね)

 僕はPGPをコマンドで叩くことは全然なくて、
 ほとんど全てMewから利用していますが、
 PGPを入れ換えただけで特に何もしなくてもMewからencもsignもできました。:)

 ただ、2048bitなDSSな鍵ペアにしようかなぁ、、、とも思うこの頃です。
wget-1.5.3 (1999/03/30)
 ディレクトリ構成ごとftpしてくれるwgetをインストール。
 
 ftp://ftp.fujitsu.co.jp/pub/GNU/wget/wget-1.5.3.tar.gz を入手。

 1.tar xvfz wget-1.5.3.tar.gz
 2.cd wget-1.5.3
 3. ./configure ; make
 4.su
 5.make install

 これでインストールは完了です。

 使えるようにするには設定ファイルの調整がいります。
 デフォルトは /usr/local/etc/wgetrc です。
 まずここを見にいくので、proxyなどを介す時にはこちらに書いておきましょう。
 デフォルト値にhttp_proxyとftp_proxyを足したくらいで使えました。
Magic Point (1999/05/15)
 プレゼンテーションツールのMagic Pointをインストール。
 
 http://www.mew.org/MagicPoint/index.htmlから
 magicpoint-1.04a.tar.gz を入手。

 1.tar xvfz magicpoint-1.04a.tar.gz
 2.cd magicpoint-1.04a
 3. ./configure ; xmkmf ; make Makefiles ; make
 4.su
 5.make install ; make install.man

 これでインストールは完了です。

 ./sample配下にいろいろサンプルがあります。
 日本語も使えるしlinuxで全画面のプレゼン画面って新鮮です。:)
 これからいろいろ使用法を覚えなくちゃ。
Tgif (1999/05/20)
 元からtgif-3.0J0.12pl3が入っていましたが、
 2バイト文字入力に対応したというtgif4.xが欲しくて、
 
 ftp://ring.etl.go.jp/pub/graphics/tgif/から
 tgif-4.1.8.tar.gz を入手。

 1.tar xvfz tgif-4.1.8.tar.gz
 2.cd tgif-4.1.8
 3.xmkmf ; make tgif
 4.su
 5.make install ; make install.man

 これでインストールは完了です。
 次にリソースの設定。~/.Xdefaultsに以下を追加しました。(3.xのと置換え)

   Tgif.Background:	 	DarkSeaGreen2
   Tgif.InitialFont:		Ryumin
   Tgif.UseNKF:			true
   Tgif.CopyAndPasteJIS:	true
   Tgif.GridSystem:		Metric
   Tgif.DoubleByteInputMethod:	kinput2
   Tgif.SquareDoubleByteFonts: \n\
   	-jis-*-medium-r-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H\n\
	-jis-*-obold-r-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H\n\
	-jis-*-medium-i-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H\n\
	-jis-*-obold-i-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H
   Tgif.RyuminShowFontChar: あ
   Tgif.GothicBBBShowFontChar: ゴ

 で、JISで書かれていた.Xdefaultsですが、
 Tgif.RyuminShowFontChar: のためにEUCにしました。

 個人でしか使ってないので.Xdefaultsに書きましたが、
 app-defaultsを読むようにするにはコンパイル時にTgif.tmplを編集する必要があるようです。
APEL/FLIM/SEMI (1999/05/21)
 Semi-gnusを使いたくて今更ながらに入れることにしました。 本当はLieceが使いたいついでだったりしますが。
 
http://www.jpl.org/elips/INSTALL-SEMI-ja.html を参考に、apel-9.18.tar.gz、flim-1.12.6.tar.gz、semi-1.13.4.tar.gz、 custom-1.9962.tar.gz、custom-1.9962.patch を入手しました。
  1. custom-1.9962のインストール
    % tar xvfz custom-1.9962.tar.gz
    % cd custom-1.9962
    % patch < custom-1.9962.patch
    % make EMACS=mule
    % su
    # mkdir /usr/local/share/emacs/site-lisp/custom ; exit % cp -p *.el /usr/local/share/emacs/site-lisp/custom/. % cp -p *.elc /usr/local/share/emacs/site-lisp/custom/.

  2. apel-9.18.tar.gzのインストール
    % tar xvfz apel-9.18.tar.gz
    % cd apel-9.18
    % make EMACS=mule
    $ su
    # make install EMACS=mule ; exit

  3. flim-1.12.6.tar.gzのインストール
    % tar xvfz flim-1.12.6.tar.gz
    % cd flim-1.12.6
    % make EMACS=mule
    $ su
    # make install EMACS=mule ; exit

  4. semi-1.13.4.tar.gzのインストール
    % tar xvfz semi-1.13.4.tar.gz
    % cd semi-1.13.4
    % make EMACS=mule
    $ su
    # make install EMACS=mule ; exit

  5. .emacsの編集
    ; For APEL/FLIM/SEMI / CUSTOM
    (setq load-path
          (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/apel") load-path))
    (setq load-path
          (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/flim") load-path))
    (setq load-path
          (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/semi") load-path))
    (setq load-path
          (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/custom") load-path))
    (require 'custom)
    
    を追加。
以上。

Semi-gnus (1999/05/21)
 Emacs上のニュースリーダSemi-gnusです。
about Semi-gnus を参考に、 ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/elisp/semi-gnus/for-FLIM-1.12-SEMI-1.13/から gnus-6.10.8.tar.gz を入手しました。

 % tar xvfz gnus-6.10.8.tar.gz
 % cd semi-gnus-6_10_8
 % ./configure

./lisp/dgnushack.elの34行目に以下を追加。
(僕のmuleは19.34ベースなので必要。それ以上やXEmacsの人は必要ないです)、

(setq load-path
      (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/apel") load-path))
(setq load-path
      (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/flim") load-path))
(setq load-path
      (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/semi") load-path))
(setq load-path
      (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/custom") load-path))
(require 'custom)
 % make EMACS=mule
 $ su
 # make install EMACS=mule ; exit

 さらに、~/.emacsに

(setq load-path
      (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/gnus") load-path))
を追加。(/usr/local/info/dirにもgnusのエントリを追加)

うー、これはまだエラーが出て動いてません。。。 Vineの方 では簡単に動かせたんですけどねぇ。。。:(

Liece (1999/05/24)
 Emacs上のIRCクライアントLiece。
Liece からliece-1.2.8.24.tar.gzを入手。 liece-1.2.8.25.tar.gzが出ていました。(1999/06/04)

 % tar xvfz liece-1.2.8.24.tar.gz
 % cd liece-1.2.8.24-19990523
 % ./configure
 % make
 % su ; make install ; exit

でインストールはおしまい。 次に.emacsに今回インストールされたlispファイルへのパスを通します。 デフォルトだと ircaht/ というディレクトリを作っていれるようです。 前のirchatとだぶるときには削除(退避)する必要があります。
 僕はsite-lisp直下に元のirchatがありましたが、 以下のような設定にしたので一番最初にLieceのirchat.elが使われるはずです。 なので、今回は.emacsに

; For Liece
(setq load-path
      (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/irchat") load-path))
を追加しました。
 現在はEmacs-20.3と共存してるので、 元のirchat2.4jpはサブディレクトリを作って退避しました。 これでlieceだけでなくirchat-2.4も使えるはずです。 (というかMule2.3@19.34ではそっちを使えるようにしておきたいため)
 # cd /usr/local/share/emacs/site-lisp
 # mkdir /usr/local/share/emacs/site-lisp/irchat-2.4jp23a
 # mv ir*.el* irchat-2.4jp23a
 # mv ichat-2.4jp23a/irchat-font-lock.el .  ←irchat-2.4のファイルではないので

 そして.emacsのirchatのところに

(setq load-path
      (append '("/usr/local/share/emacs/site-lisp/irchat-2.4jp23a") load-path))
を追加しました。
しかし、これもまともに動かなかったんだなぁ。
元のirchatであまり困ってないので、これも作業止まってます。:p


X用スケジュール管理&カレンダー (1999/05/31)
 
http://member.nifty.ne.jp/seto-yoneji/より nittei-1.14.tgz を入手。

 % tar xvzf nittei-1.14.tgz
 % cd nittei-1.14
 % make
 % cp -pi Nittei ~  ←自分しか使わないから。本当なら/usr
 % cp -pi nit_holiday ~
 % su  # cp -pi nittei /usr/local/bin/.

 本当ならば、Nittei(リソースファイル)は、/usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/ に置くべきですが、自分しか使わないので$HOMEに置きました。
 日本語も容易に使えるし、しばらく使って試してみようと思ってます。


emacs 20.3 (1999/06/03)
 普段は19.34ベースのMule2.3なのですが、Mule4.0を試してみたくなりました。
GNU Emacs + Gnus + Mew の環境を作ろうを参考にしました。
ftp://ftp.fujitsu.co.jp/pub/GNU/emacs/より、 emacs-20.3.tar.gz、leim-20.3.tar.gz を入手。 ftp://ftp.ki.nu/pub/emacs-20.3+c+w+s/より20.3+canna+wnn+sj3-19981022.tar.gzを入手。

 % tar xvzf emacs-20.3.tar.gz ; tar xvzf leim-20.3.tar.gz
 % tar xvzf 20.3+canna+wnn+sj3-19981022.tar.gz
 % cd emacs-20.3
 % patch -p1 < ../20.3+canna+wnn+sj3-19981022/20.3+canna+wnn+sj3-19981022.patch
 % ./configure --with-canna --with-canna-includes=/usr/local/canna/include --with-canna-libraries=/usr/local/canna/lib --with-x --with-x-toolkit --with-gcc
 % make
 % su
 # make install

これでおしまいのはず。
が、これだと動かないので、まず.Xdefaultsを直します。元々は、

Emacs*FontSetList: 16,14
Emacs*FontSet-14:    -*-marumoji-medium-r-*--14-*-jisx0208.1983-*
Emacs*FontSet-16:    -*-marumoji-medium-r-*--16-*-jisx0208.1983-*
とあったところを、
Emacs*inputMethod:              none
Emacs.Font: fontset-standard
Emacs*XlwMenu.font: \
        -adobe-helvetica-bold-r-normal--14-140-75-75-p-82-iso8859-1
Emacs*XlwMenu.foreground:       navy
Emacs*XlwMenu.background:       gray85
Emacs*XlwMenu.buttonForeground: hotpink
Emacs.TopLevelShell.Paned.XlwMenu.shadowThickness:      2
と書き換えます(1行目は必須で、それ以降はメニューバーの修飾が変わるおまけです)。 次に.emacsを編集します。
(set-display-coding-system *euc-japan*unix)
(set-keyboard-coding-system *euc-japan*unix)
(set-default-file-coding-system *euc-japan*unix)
(set-default-process-coding-system *euc-japan*unix *euc-japan*unix)
(define-program-coding-system nil nil (cons *euc-japan*unix *euc-japan*unix))
とあったところを、
(load "mime-setup")
(set-language-environment "Japanese")
(set-buffer-file-coding-system 'euc-japan-unix )
(set-terminal-coding-system 'euc-japan-unix )
(setq default-buffer-file-coding-system 'euc-japan-unix )
(setq default-terminal-coding-system 'euc-japan-unix )
(if window-system
    (create-fontset-from-x-resource)
  )
とします。また、load-pathを設定していた部分は APEL、FLIM、SEMI、CUSTOMのものだけ残して他は全部コメント化しました。
 これで動くはずなんですけど、なんでかだめです。 cannaで改行して漢字を確定させると、かんなもemacsも固まります。:(
 →解決しました。Vine 1.0の方と同じですので こちらを参照して下さい。 .emacsの切り分けもVineと同じです。
1999/07/09:
 emacs上で罫線を引くために http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j6396036/linux/より、 my-keisen-mule.el を入手。
 これもVineと一緒なので こちらを参照して下さい。


tcpdump (1999/07/19)
 ネットワークを流れるパケットを解析できるtcpdumpです。
ftp://sunsite.unc.edu/pub/Linux/system/network/management/より、 tcpdump-3.3.tar.Z を入手。 ftp://ftp.ee.lbl.gov/より、 libpcap-0.4.tar.Z を入手。
 まずはtcpdumpが必要とするlibpcapを先にインストールします。
 % tar xvfz libpcap-0.4.tar.Z
 % cd libpcap-0.4
 % configure
 % make
 % su
 # make install
libpcapをインストールしたら、tcpdumpをコンパイル/インストールします。
 % tar xvfz tcpdump-3.3.tar.Z
 % cd tcpdump-3.3
 % configure
 % make
 % su
 # cp -pir tcpdump /usr/local/bin  ←make installだと/usr/local/sbin/に入るため
これで終了。あとはrootユーザで起動すれば使えます。


おしまい。

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