きまぐれに追加して行く予定です。 間違いの指摘や改良点などありましたら、お気軽にメールください。
まず、emacs or mule (以降、emacs)がある場所を確かめましょう。
your_host% which emacs [enter] /usr/local/bin/mule your_host%
のように表示されましたか?
mule: Command not find
なんて表示されたらあなたの設定した$path にはemacs がありません。
マシン管理者に聞くか、emcas をインストールしましょう。
emacs がインストールされているとして、それでは起動してみましょう。
your_host% emacs [enter]
とタイプしてください。emacs が起動するはずです。
もし、X windowを使ってるんだけど、terminalでやりたい場合には
your_host% emacs -nw [enter]
と起動して下さい。-nw とはno window という意味のオプションで、 独自のウィンドウを表示しません。
C-x C-c
終了するにはC-x C-c
とタイプします。
C-x C-cとは、
コントロールキーとx、を押してから
次に、コントロールキーとc、と押すことを意味します。
もし押し間違えたり、うまくいかない場合には
C-g
とタイプしてからやってみてください。これは前の処理を取り消すキーです。
C-x C-f
編集したいファイルを読み込みます。
C-x C-fとタイプしてください。
すると1番下の所(ミニバッファと言います)に
Find File:
と出ますね。そこに編集したいファイル名を入れて
[enter]を押してください。
これでファイルが読み込まれます。
C-xC-f
他のホスト上にあるファイルを読み込みます。基本的にローカルファイルを
読むのと同じ操作ですが、ファイル名の指定方法が少し違います。
1番下の所(ミニバッファと言います)に
Find File:
と出た時に、ファイル名を/hostname:/filename
の様に入力します。例えば、foo というホストの
/tmp/hogehoge.txt というファイルを読みたければ
Find File:/foo:/tmp/hogehoge.txt
と入力します。もしかするとこの後にパスワードを聞かれるかも知れません。
その時にはリモートホストでのログインパスワードを入力してください。
これでリモートファイルが読み込まれます。
C-x C-s
編集したファイル(バッファと言います)を保存します。
emacs では全てバッファ上で処理を行います。この操作をするまでは
ディスク上のファイルは元のままです。
また、C-x C-sは、
いわゆる上書き保存です。
出力時にファイル名は聞いてきません。ファイル名を変えて保存するには
ファイル名を変えて保存する
を参照してください。
C-x C-w
編集したファイル(バッファ)を別のファイル名で保存します。
C-x C-wを押すとミニバッファに
Write File:
と出ますので、変更したいファイル名を入れて
[enter]を押してください。
C-v
次のページを表示します。
特にこれ以上書くことないですね。:)
M-v
前のページを表示します。
M-vとは、
メタキーとv、を押すことを意味します。メタキーがない場合(AT 互換機など)
ではESC キーを押してからvを押してください。
C-l
画面を描画しなおします。
この時にカーソルがあった行が画面の中央になるように再描画されます。
C-b 後(backward)
C-f 先(forward)
C-p 前(previous)
C-n 次(next)
カーソルをそれぞれ左、右、上、下に移動させます。
使っている端末がちゃんと設定されていればカーソルキーでも移動できます。
M-b 後の単語(backward)
M-f 前の単語(forward)
カーソルをそれぞれ後ろの単語へ、前の単語へ移動させます。
C-a カーソルを行頭へ移動する。
C-e カーソルを行末へ移動する。
カーソルをいまいる行の行頭(一番左)または行末(一番右の文字)へ移動させます。
M-< カーソルを文頭へ移動する。
M-> カーソルを文末へ移動する。
カーソルを文書の最初または最後へ移動させます。
C-g
入力を必要とするコマンド等を中止することができます。
誤ってESC キー等を押してしまった時などミニバッファにM-と表示され
入力待ちになってしまいます。それらを取り消す時等に使用します。
C-x b
C-x o
複数のファイルを開いている時に、それぞれはバッファが別になります。 そんな時にバッファを切替えるには C-x bを押して、 ミニバッファの中で切替えたいバッファ名を指定します。 そのミニバッファではTAB キーによる補完が効きます。
また、ウィンドウの中で複数のバッファを分割して表示 している場合には、C-x oによって、 バッファ間を渡り歩くことができます。
C-x C-b
現在保持しているバッファのリストを表示します。
C-x 1 分割をやめてカレントバッファで1画面にする
C-x 2 上下に2分割
C-x 3 左右に2分割
C-x 5 2 別フレームを出す(別窓にする)
C-x 5 0 フレームを消す
読んで字の如し。=p
M-x ediff-files
ediff-files を起動するとファイル名の入力になりますので、 差分を見たい2つのファイル名を<1>, <2> にそれぞれ入力します。 ediff-files を使うと、2つのファイル間の差分をカラフルに見ることができます。 ? をタイプするとヘルプが表示されます。
既に開いているファイル(バッファ)同士でdiffを取るには、 M-x ediff-buffers。
M-x speedbar
ディレクトリ構造を示すツリービューのウィンドウが出て、 マウスの2ボタン(中ボタン)のクリックでディレクトリを変えたり、 ファイルを開けたりします。
M-x shell
M-x eshell
M-x shell だと、普通に外部のshellが起動されます。 M-x eshell だと、Emacs Lispのみで書かれたshellを使います。
参考: shell を便利に使おう
M-x customize -> Environment -> Mouse
Mouse Wheel Modeをonにすると ホイールマウスが有効に。ちなみに、 Mouse faceで色が変えられる。
-*- coding: japanese-shift-jis-dos -*-
などと先頭(1行目)に書いておくか、
Local Variables: coding: japanese-shift-jis-dos End:
などと末尾(最後の行)に書いておく。
M-x list-colors-display
色とその名前が表示される。