Last modified: Mon Jan 1 23:51:04 JST 2001

読んでる本 その1

下のほうほど昔です。



  1. 今夜、すべてのバーで:中島らも著
    講談社:定価500円:ISBN4-06-185627-8
    再読しました。やっぱ面白いや。 ざっと言っちゃうとアル中の主人公が入院して退院するまでの物語ですが、 その中でアルコール中毒とはどんなものか、どんな禁断症状があるのか、 そういう人が酒をやめるのはどんだけ大変かってのがよく描いてあります。 アル中についてほんとよく調べてあってためにもなりますよ。 僕はアル中じゃないけどね。:p
    それと並行して展開される人間模様も面白いです。
    以前の感想はこちら

  2. タイタニックは沈められた: Robin Gardiner, Dan van der Vat共著:内野儀訳
    集英社:定価2000円:ISBN4-08-773252-5
    本屋で適当に山積みされてるのを見てたら魅かれてしまい買いました。 久しぶりのノンフィクション。そういえば最近は小説ばっかりだったなぁ。 やっぱノンフィクションは興味のある分野だと面白いですね。
    タイタニック号が沈んでから随分と経っていますが、 それでもあえてさまざまな角度から再検証してみよう、という本です。 まだ2/3くらいしか読んでませんが、だいたいこの二人がいいたそうなことは 分かってきましたね。さて、どういう風に理屈つけるのかな。:)

    全部読んだけどおもしろくなーい! 最後の方は斜め読み。
    タイタニックの顛末を細部まで知ってて読まないと面白くない。 あー、買わなきゃよかった。(-_-;

  3. それから:夏目漱石著
    新潮社:定価360円:ISBN4-10-101005-6
    ずぅっと前に読んだんですけど、ふと思い出して読み返すことにしました。:)

    半分くらい読んだかな。やっぱりあの時代の言葉使いや作品に流れる 雰囲気がいいですね。まだ半分くらいだから、 お互いに魅かれあっているのだけれど代助と三千代はまだそれをはっきりとは 意識していないというあたりです。
    代助のちょっとひねくれた物の考え方とかあまりに神経質な性格を 描写する部分はくどくって行可ないけれど、 代助と三千代の会話の部分はなんとも味があっていいですね。

    あの後、ふたりはどうなったのでしょうね。

  4. NORWEGIAN WOOD I:村上春樹著:Alfred Birnbaum訳
    講談社:定価620円:ISBN4-06-186051-8
    NORWEGIAN WOOD II:村上春樹著:Alfred Birnbaum訳
    講談社:定価580円:ISBN4-06-186052-6
    つい勢いで買ってしまった。
    確かに原作を一度読んでいるとはいえ、 それはもうほとんど忘れかけているから 僕の英語力ではなかなか読み進まない。
    やれやれ、いつ読み終ることやら。:)

    やっと上巻が終って今は下巻を読んでます。結構忘れてますね。
    「ワタナベ君てほんと変わった話し方するのね」なんて言われるような 主人公なのに英語だとそれが全然分かんないですね。(^^;

    ついに上下巻読み終りました。勉強がてら1章毎に日本語、英訳と交互に 読んでたけど下巻の後ろ半分は面倒になって英訳だけ読んでました。 だから2/3くらいしか理解できてなかったりして。:p
    感想としてはやっぱ全体的に重い感じがしますねぇ。 後半はもう直子まわりの描写はずーんときますものね。 そこを正反対の緑で調整してるって感じがしました。
    それにしても改めて読むとえっちな描写が多いですね。やっぱ。
    下品な感じは全然ないからいいんだけど。
    ところで、あなたは直子と緑、どちらがお好みですか? :)

  5. インターネット:村井純著
    岩波書店:定価650円:ISBN4-00-430416-4
    書店で見つけた時には「きっと初心者向けなんだろうな」と思い、 また「以前読んだ"インターネット宣言"と同じような内容なのでは?」とも 思いましたが、自分でもう一度初心にかえるつもりで買ってみました。

    読みかけのまま全然進んでいない。やっぱりインターネットに触れ始めた 頃のような感動がないからかな。
    僕にとってインターネットはもう十分に当たり前だし、 仕事もインターネットに関係するものだから自分なりに
    「インターネットで何ができるか。何をできるようにするか」
    は分かっているつもりだから、 今この本を読もうとしてもあまり意欲が湧かないみたいだ。:(

    結局、そのあとを読んでない。まぁいいかぁ。:p

  6. 風の歌を聴け:村上春樹著
    講談社:定価300円:ISBN4-06-131777-6
    村上春樹さん好きなのに後回しになってたのですが、 ML等でもこの作品はなかなか評判のようなので買いました。 まだ読みかけですがなかなかいいです。言い回しや文章の雰囲気がいい。 私はやっぱり村上春樹さんのそういうところが好きなんですね。:)

  7. ガダラの豚III:中島らも著
    集英社:定価520円:ISBN4-08-748482-3
    めっちゃくちゃおもしろい!!
    おかげでまた藍色の空をみてしまいました。:)
    この巻はスリリングですよ。ほんと。最後の顛末もおもしろいし。 P・コーンウェルなんかは2、3冊読みましたけど、あれの結末なんかは 憎悪を覚える程大嫌いな私ですが、中島らもさんのはすぅっと読めました。
    読むべし! :)

  8. ガダラの豚II:中島らも著
    集英社:定価580円:ISBN4-08-748481-5
    おっもしろい!X)
    この巻から一行はアフリカに入ります。より呪術に触れていきます。 読み進むに連れて緊張感が増してきてどんどん引き込まれていきます。
    ハラハラドキドキ...一気に読んでしまいました。
    読み終えた時には夜明けの鳥が囀んでいました。:)

  9. C++プログラミング入門:Gregory Satir, Doug Brown共著 :望月康司監訳:谷口功訳
    オーム社:定価4017円:ISBN4-900900-04-4
    恥ずかしながらC++できないんですよ。:(
    ほにゃらら〜入門なんてちょっと恥ずかしいですね。(^^;

    この本、あんまり良くないです。載ってる例題もそのまんまじゃコンパイルも 通んないし、理屈っぽくてやさしくない。 柴田望洋さんのC++の本の方がすごくわかりやすい。

  10. ガダラの豚I:中島らも著
    集英社:定価500円:ISBN4-08-748480-7
    私はエッセイは読まないので中島らもさんのは「今夜、すべてのバーで」 以来、本屋でも手に取らなかったのですが、この間、ふと見つけました。 今度のはエッセイではないようなので買いました。

    読みました。おもしろい! :)
    新興宗教とか奇術、呪術とか。それに心理学も散りばめて。 ほんと、すらすら読み進みました。この後どう展開するのか楽しみです。 早くII巻買わなくちゃ。:)

  11. 最後の伝令:筒井康隆著
    新潮社:定価440円:ISBN4-10-117135-1
    短編集です。初めてこの人の小説を読みましたが、発想がとても面白いですね。 他にも読んでみようと思いました。次は「パプリカ」かな。:)

  12. てくてくTeX<上>:阿瀬はる美著
    アスキー出版局:定価2000円:ISBN4-7561-0222-0
    今までTeXは後回しにしてたけどそうもいかなくなって。。。(^^;

  13. 愛と幻想のファシズム(上)(下):村上龍著
    講談社:定価680円:ISBN4-06-184739-2(上)
    講談社:定価740円:ISBN4-06-184740-6(下)
    やっと読み終りました。こういう視点の小説も面白いですね。 ありそうななさそうなストーリー。

  14. コインロッカーベイビーズ:村上龍著
    講談社:定価420円:ISBN4-06-183158-5(上)
    講談社:定価420円:ISBN4-06-183159-3(下)
    これも面白かったです。(実はもう内容が書けない程忘れてる(^^;) あっという間に2冊読破しました。

  15. 海の向こうで戦争が始まる:村上龍著
    講談社:定価320円:ISBN4-06-131650-8

  16. 限りなく透明に近いブルー:村上龍著
    講談社:定価300円:ISBN4-26-131531-5
    冒頭は辛かったぁ。でも中頃から引き込まれました。 これではまった。:-)

  17. 堤清二とセゾングループ:立石康則著
    講談社:定価800円:ISBN4-06-185886-6

  18. メタルカラーの時代2:山根一眞
    小学館:定価2000円:ISBN4-09-379422-7
    一晩で完了した「新羽田空港引越し」の苦労話や 液化天然ガス「20万キロリットル地下タンク」建設の話など 世界に誇れる日本の技術を開発した人達へのインタビューを集めた 本です。 こういう技術もの、好きなんです。いっきに読みました。 当然「メタルカラーの時代」も読みました。:-)

  19. 国境の南、太陽の西:村上春樹著
    講談社:定価500円:ISBN-4-06-263086-9
    これも良かったです。:-)

  20. 今夜、すべてのバーで:中島らも著
    講談社:定価500円:ISBN4-06-185627-8
    タイトルに惹かれて買ってみたのですが大正解でした。 中島らもってエッセイしか書かないと思ってたけど、これを読んで考えを 改めました。とてもよく下調べをして書いてあるみたいだし、 内容もよく、とても読みやすかったです。

  21. マイ・ロスト・シティー:フィッツジェラルド著:村上春樹訳
    中央公論社:定価440円:ISBN4-12-201134-5
    村上春樹絶賛のフィッツジェラルド、ということで1冊読んでみました。 これの雰囲気もよかったです。 かなり前に読んだから詳しくは思い出せない。:-p

  22. 羊をめぐる冒険(上)(下):村上春樹著
    講談社:定価400円:ISBN4-06-183606-4(上)
    講談社:定価400円:ISBN4-06-183607-2(下)
    夢物語的な雰囲気が好きです。

  23. 蛍・納屋を焼く・その他の短編:村上春樹著
    新潮社:定価320円:ISBN-4-10-100133-2
    最初に読んだ時は全然よくなかったけど、 数年後に読み返したらよかったんです。

  24. ノルウェイの森(上)(下):村上春樹著
    講談社:定価460円:ISBN4-06-184892-5(上)
    講談社:定価400円:ISBN4-06-184893-3(下)
    流行りたての頃は嫌いだったんですけどね。。。

  25. メディア王国の野望:田原総一朗著
    文藝春秋:定価380円:ISBN4-16-735612-0

  26. 闘うプログラマー(上):G・パスカル・ザカリー著:山岡洋一訳
    日経BP出版センター:定価1400円:ISBN4-8227-4016-1
    とにかく読むのが辛い本だった。内容以前に文章をなんとかしてほしい。 だから下巻も買わなかった。

  27. インターネット「宣言」:村井純著
    講談社:定価1100円:ISBN4-06-207480-X
    インターネットって何?って頃に読みましたねぇ。 今やそれでご飯食べてるんですから分からないですねぇ。(^^;

  28. 日本をダメにした九人の政治家:浜田幸一著
    講談社:定価1500円:ISBN4-06-206779-X
    前は結構たくさん政治ものも読んでました。 でももう内容思い出せないや。:-p

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