鳥の飛翔と氷壁 (2012/03/28)


いえフレンチ

食べにいくカネもなければ暇も無いので, うちでフランス料理を作った.

レバーソースは4人前ぐらいできた. いろんなものにつけて食べるとちょっとやばいかんじのうまさ. どうやばいかというと, メタボ系.

プロが店で出すものには比べるべくもないできばえなのはしょうがないが, 全く話にならないかというと, 全然そんなことはなくてちゃんとしたフランス料理になった. みたことないものを食べない年頃なのか, こういうものは子供は全然だめですな.

クライミングパーティー

所属山岳会のJECCで宴会&登るというのがあったので, 久々に参加してみた. 氷壁登るのは5年ぶり.

数年まえまでは, 氷壁登攀というと壁にまっすぐ向かったままアイスアックスで氷を無闇にぶっ叩いて, 氷が全部崩れてなくなっちゃうぞ, と心配になるぐらい振り回して, そんな調子だからちょっと登ったら疲れてしまい, 壁にぶら下がってひとしきり休んだら工事再開, みたいな感じだったものです. だから, 俺の登り方は目立ったものでした.

でも, 今では俺の登り方は全然普通なんですね. すっかり当たり前で珍しくも何ともない. おかげでかえって腕力と体力の無さが際立つぐらいのもので, じつにせつねい

でも, やっぱし重力は克服するに値する課題だと思ったよ. 捕食を逃れるために鳥は空を飛び, レイヨウは岩を登った. クライミングとはこのように自由そのものであり, 自明な行為なのだ. したがって, あの有名な疑問は次のように発せられねばならなかった.

「なぜ登らないのか?」

そういえば登るのに理由は必要ないが, 登らない理由ならいくらでもあるね.

2012/03/26

妻の大学時代の友達が遊びにきてくれました.

きのこ栽培セットの2周め. 一周目はあっというまにものすごい数が生えて収穫して終わったので撮影するの忘れてた. というかうちに来たときはもう生えてたし.

鳥はなぜ

なぜ小鳥ははばたきと翼を畳んでの自由落下をくりかえすというインターバルトレーニングみたいな飛びかたをするのか?

インターバル飛びと, そうでない飛び方をわけている一つの要素が, サイズであることは判る. 大きな鳥で, そういう飛び方をする鳥は居ないからだ. でも, 小さい鳥であってもこの飛び方を選ばないものがある. たとえばツバメはスズメよりも小さく, かつ, スズメよりもずっと長距離を飛ぶが, ツバメはインターバル飛びをしない.

一方, 多くのスズメ目の小鳥は渡りの長距離飛行もインターバル飛びで行う. なぜか?

こういう疑問を持つのがわしが最初でないことはほぼ確実なので, passerine undulating flight とかのキーワードで検索するといろんな文献がヒットする. 消費エネルギーあたりの滞空時間や移動距離, あるいは速度といったスコアを最適化する条件を探って, モデルと計算や風洞実験や高速度撮影を使って研究している.

はばたきのあいまに翼を畳むやりかたは, 移動方向の空気抵抗を最小化するので, 速度あたりの消費エネルギーを最小化するが, 移動距離あたりのエネルギーは最適化されない. これは, スズメ目の小鳥が渡りの最中にもこの飛び方を使うという事実と食い違う.

筋肉の効率まで考えると, 違ってくるのではないか, という仮説がある.

似たサイズでも, ヒヨドリは羽ばたかない時に翼を畳むが, ムクドリは滑空するので, 翼型が丸い(アスペクト比が小さい)鳥がこの飛び方を使うという事実から考えてみると, 縁が丸く, 短い翼の鳥は見通しの悪いヤブや林に住んでいて, 翼が急な加速や方向転換に特化しているが, 筋肉もそういった出力特性を持っているのかもしれない.

しかし, この飛び方をしている鳥のエネルギー消費を測定した結果は未だに存在しないので, 仮説は未だ検証できていないようだった.

やまがら

文献や記録によるとカラ類は, 穴の底にコケを敷いて, その上に動物の毛を敷いて, 産卵育雛するらしい. この, 動物の毛が, なかなか調達が大変な資源らしい. 雪山でぼーっとしてたら頭の毛を引っ張られたとか, アソコの毛を引っ張られたとか, いろんな逸話があるところからの憶測なのだが.

妻が隣のうちの猫の毛をもらってきて, 庭に置いた. 巣の材料である.

顔が見えなくなるぐらい, いっぱい毛を持って巣箱に入るのを確認した. つまり, 巣の建築は最終段階ということなのかな? 楽しみですよ.


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