Last modified: Mon May 2 09:36:48 JST 2005

Kondara MNU/Linux インストールメモ Page.2

ノンフレーム版


  1. X-CD-Roast (2001/07/18)

    2001/07/18:

    alpha9 がリリース。
    まだrpm パッケージは置かれてなかったので、ソースからコンパイル。 今回はcdrecord ではなく、cdrtools-1.10 が必要となってます。 中身は一緒みたいなんで、パッケージングが変わったのかな?!

    さて、まずはcdrtools-1.10 のコンパイル。
    README にはいろいろ書いてありますが、結構簡単。

    % tar xvfz cdrtools-1.10.tar.gz
    % cd cdrtools-1.10
    % ./Gmake.linux
    	  

    インストールはしないので、こんだけ。 できあがったロードモジュールのうち必要なものだけを X-CD-Roast に使います。

    したら次は、X-CD-Roast のコンパイル。

    % tar xvfz xcdroast-0.98alpha9.tar.gz
    % cd xcdroast-0.98alpha9
    % make
    	  

    そしたら、さっき作ったcdrtools からいくつかをコピります。

    % cd lib/bin
    % cp -p ../../../cdrtools-1.10/cdrecord/OBJ/i686-linux-cc/cdrecord .
    % cp -p ../../../cdrtools-1.10/mkisofs/OBJ/i686-linux-cc/mkisofs .
    % cp -p ../../../cdrtools-1.10/cdda2wav/OBJ/i686-linux-cc/cdda2wav .
    % cp -p ../../../cdrtools-1.10/misc/OBJ/i686-linux-cc/readcd .
    % cd ../..
    	  

    で、以前のalpha8 を消してからインストール。

    % sudo make deinstall
    % sudo make install
    	  

    これで完了。
    alpha8 と違って、xcdrgtk ではなく、xcdroast というロードモジュールで インストールされますね。本来のファイル名に戻ったと言うところですか。 あと、ロケールを見て、日本語が表示されます。翻訳者に感謝。 また、root で起動すると、他の一般ユーザへの許可とか設定できるようです。 root で起動しなくてよくなるのかな? (まだ試してないです) これも本来の仕様に戻りつつあるのでしょうか。 正式リリースも近いかな?!


    2001/03/01:

    ここにはalpha5 が入ってるように書いてあるけど、 いざマシンを覗いたらalpha8 が入ってました。 入れ換えてもここを更新してなかったみたい。 でも、淡い記憶を辿ってもalpha8 入れるのは alpha5 入れるのとたいして手順は変わんないで楽ちんだったと思います。 以降、バージョンも上がってないみたいです。


    2000/07/03:

    CD 焼き焼きするには必須なツール。
    Stable 版の0.96e はKondara にも入ってましたが、これはTcl/Tk なので 非力なマイPC にはとても重いのです。 なので、GTK版 のalpha5 を手で入れました。
    http://www.xcdroast.orgから、 xcdroast-0.98alpha5.tar.gz を手に入れます。
    しかし、Kondara には必要なツールが1つ足りません。 cdrecord-1.8.1 は入ってるくせにそれに含まれているはずのreadcd が見当たりません。仕方ないので、 cdrecord をリコンパイルして readcd だけ拝借しました。

    % tar xvfz xcdroast-0.98alpha5.tar.gz
    % cd xcdroast-0.98alpha5
    % make   ← /usr/local に入れるならいじらずにOK
    % cp -p /usr/bin/cdrecord /usr/bin/mkisofs /usr/bin/cdda2wav lib/bin/.
    % cp -p ../cdrecord-1.9/misc/OBJ/i586-linux-cc/readcd lib/bin/.
    % su      
    # make install
          

  2. cdrecord (2000/07/03)

    X-CD-Roast 0.98alpha5が要求するので ftp://ftp.fokus.gmd.de/pub/unix/cdrecord/alpha/から、 cdrecord-1.9a04.tar.gz を手に入れました。 X-CD-Roast が要求してるのは1.8.1 ですが、ftp サイトを見に行ったら 1.9a04 が出てたので、こっちにしてしまいました。

    % tar xvfz cdrecord-1.9a04.tar.gz
    % cd cdrecord-1.9
    % vi DEFAULTS/Defaults.linux  ←INS_BASE を /usr/local に変更。
    % make
          

    CD 焼き焼きにはX-CD-Roast を使うので cdrecord を手で叩くことはないはずなので、 コンパイルだけでmake install はしません。 出来上がったオブジェクトをX-CD-Roast 0.98alpha5 のソースツリーに コピーするだけにしました。


  3. RealPlayer (2001/03/08)

    2001/03/08:

    RealPlayer8 Basic が出てたんでアップデート。
    http://www.real.com/player/index.html?lang=jp&hts=yes にて、必須事項を入力してダウンロード。RPM もあるんで楽です。

    % sudo rpm -ivh rp8_linux20_libc6_i386_cs1_rpm
    	  

    でおしまい。

    2000/07/04:

    http://www.jp.real.com/より、 rp7.linux20.libc6.i386.b2.rpm を手に入れて、

    % su
    # rpm -ivh rp7.linux20.libc6.i386.b2.rpm
          

    これで使えるようになりました。


  4. SDIC (2001/05/08)

    Emacs 上で辞書が引けるプログラム。
    http://www-nagao.kuee.kyoto-u.ac.jp/member/tsuchiya/sdic/ からsdic-2.1.2.tar.gz を手に入れました。 また、辞書ファイルとして、

    http://www.forest.impress.co.jp/dict.html#gene95 からgene95.lzh を。
    ftp://ftp.u-aizu.ac.jp/pub/misc/nihongo/ftp.cc.monash.edu.au/ からedict.gz を。 http://member.nifty.ne.jp/eijiro/index.html からEIJI35AF.LZH, EIJI35GP.LZH, EIJI35QZ.LZH を手に入れました。
    % tar xvfz sdic-2.1.2.tar.gz
    % cp -pi gene95.lzh sdic-2.1.2
    % cp -pi edict.gz sdic-2.1.2
    % cd sdic-2.1.2
    % mkdir eijirou
    % cd eijirou
    % cp -pi $somewhere/EIJI35??.LZH .
    % lha e EIJI35AF.LZH; lha e EIJI35GP.LZH; lha e EIJI35QZ.LZH
    % cd ..
    % ./configure --with-lispdir=/usr/local/share/emacs/site-lisp/sdic --with-multiduct=yes
    % make
    % make dict
    % su
    # make install
    # make install-dict
    # make install-info
          

    ~/.emacs.20.6 に以下を追加しました。

    ;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
    ;; sdic-mode 用の設定
    ;;
    (setq load-path (cons "/usr/local/share/emacs/site-lisp/sdic" load-path))
    (autoload 'sdic-describe-word "sdic" "英単語の意味を調べる" t nil)
    (global-set-key "\C-cw" 'sdic-describe-word)
    (autoload 'sdic-describe-word-at-point "sdic" "カーソルの位置の英単語の意味を調べる" t nil)
    (global-set-key "\C-cW" 'sdic-describe-word-at-point)
          

    それから、/usr/local/info/dir にも以下を追加しました。 (info で引けるように)

    * sdic: (sdic.info).		SDIC.
          

  5. Acrobat Reader 4 (2000/07/22)

    2000/07/22:

    Vine1.1の時 に手に入れたバイナリをそのまま入れ直しました。

    % mkdir acrobat4.05; cd acrobat4.05
    % tar xvfz linux-ar-405.tar.gz
    % tar xvfz jpnfont.tar.gz
    % cd ILINXR.install
    % su
    # ./INSTALL
    # cd ../JPNKIT
    # ./INSTALL
          

    Vine1.1 の時には終了時に大量のエラーメッセージを吐いて 終るまでにすごく時間がかかっていましたが、Kondara1.1 ではそんなこと なかったです。glibcのバージョンに関係があったのですかね? ともかく、快適になりました。


  6. Kondara-1.2へアップグレード (2000/07/28)

    某所でKondara-1.2のisoイメージをダウンロードしてCD-Rに焼いたので、 やっと自宅のマシンを1.2にアップグレードできました。 そうしたら、不満だった不具合があらかた 解決しました。 いやぁ、よかったよかった。

    アップグレード後も特に設定を変える必要もなく、今まで通りに使えました。 強いて言えば、/dev/ttyS0 が 600 のパーミッションに戻されていて PPxPが使えなくなっていたので、

    # chgrp uucp /dev/ttyS0
    # chmod 660 /dev/ttyS0
          

    と戻したくらいでしょうか。


  7. ipchains (2000/08/29)

    いわゆるNAT(Network Address Transration)の実装。
    僕はLinuxからTAでネットにつないでいるので、その時にLANで繋がっている vaio noteからもネットにでれるようにipchainsを設定します。 といっても特にコンパイルとかは必要ないです。 僕はKondara-1.2のカーネルをそのまま使っています。 (vmlinuz-2.2.16-1k7smp-fb)

    最初の1回だけrootユーザで、
    # echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
    として、あとは、/etc/rc.d/rc.local に

          
    # setting up IP-masq. on 2.2.x kernel.
    /sbin/depmod -a
    /sbin/modprobe ip_masq_ftp
    /sbin/modprobe ip_masq_raudio
    /sbin/modprobe ip_masq_irc
    /sbin/modprobe ip_masq_quake
    /sbin/modprobe ip_masq_vdolive
    /sbin/modprobe ip_masq_cuseeme
    ipchains -P forward DENY
    ipchains -A forward -s xxx.yyy.zzz.0/24 -d 0.0.0.0/0 -j MASQ
          

    と追加するだけです。xxx.yyy.zzz.0/24 のところは、 適宜ネットワークアドレスとネットマスクに合わせて変えてください。 これで次回起動時から有効です。 もし、上記の設定をしてすぐに有効にしたいときには、上記コマンドを 全て手打ちすればOKです。


  8. Netscape Communicator (2001/05/09)

    2001/05/09:

    VineSeed の4.77 は相性が悪いのか頻繁に落ちやがるので、 結局、Kondara の4.77-2k に戻してしまいました。あーあ。:(

    2001/05/06:

    Kondara のがいっこうにアップデートされないので見切って、 VineSeed の4.77 を入れることにしました。 ftp://ftp.ring.gr.jp/pub/linux/Vine/VineSeed/i386/Vine/RPMS/ から、netscape-4.77-0vl1.i386.rpm を入手して、

     % sudo rpm -e `rpm -qa | grep netscape` ←kondara のを削除
     % sudo mv /usr/lib/netscape /usr/lib/netscape.kondara ←勝手に入れてるplugin 周りでconflict するため
     % sudo rpm -ivh --force netscape-4.77-0vl1.i386.rpm ←VineSeed のをインストール
    	  

    これでおっけー。ちゃんと動きます。--force で強制的に入れているのは、 /usr/share/pixmaps/netscape.png がgnome-core パッケージと バッティングしてるからです。
    ただ、about:plugins を見ると、Shockwave Flash 4.0 r12 と古いので Flash Player を新しくした方がいいでしょう。

    でも、4.76 より落ちる頻度が多い気がしますね。:(


    2000/08/30:

    セキュリティホールが塞がれた4.75が出たのでアップデートしました。
    Kondara のftpサイトから netscape-common-4.75-2k.i586.rpm, netscape-communicator-4.75-2k.i586.rpm, netscape-navigator-4.75-2k.i586.rpm を入手して、rootユーザにて、

    # rpm -e netscape-flashplugin-4.0r12-1
    # rpm -Uvh netscape-*4.75*rpm
          

    とすればOKです。flashplugin はnetscapeのrpmパッケージに含まれていますので conflictを避けるために事前に手動で削除しています。


  9. SAMBA (2000/09/07)

    SAMBA 自体はフルインストールすれば入りますので、設定だけしました。 まず、

    # smbadduser yoshi:yoshi
          

    で unix user: win user ともに yoshi でSAMBA のアカウントを作り (/etc/smbusers に反映されます)、 次に、デフォルトでは無効になっている /etc/services, /etc/inetd.conf を編集して、swat を有効にします。それから ブラウザで http://localhost:901/ にアクセスしてSAMBA の諸設定をしました。


  10. CML (2000/09/07)

    CML でMLを運用しているのは会社マシンの方ですが、 CML のディレクトリ(/usr/local/etc/cml/)を丸ごとコピーして、 /etc/aliases にVine でのCML関連のエントリを書き移したらば MLの移行も問題なくできました。


  11. SOCKS5 (2000/09/07)

    SOCKS を使っているのも会社マシンの方ですが、 /usr/local に改めてインストールしました。 socks5-v1.0r8.tar.gz を入手して、

    % ./configure
    % make
    # make install
          

    で、使えています。環境変数 SOCKS5_SERVER に SOCKSサーバのアドレスを 設定するも忘れずに。


  12. mph (2000/09/14)

    2000/10/05:

    mph-get のマニュアルができたようなのですが、 mph-get では取ってこれなかったので手動で入れました。 ftp://ftp.netlab.is.tsukuba.ac.jp/pub/linux/kondara/Kondara-1.2/errata/updates/i586/mph-0.9.8-0.906k.i586.rpm を入手して、

    % sudo rpm -Uvh mph-0.9.8-0.906k.i586.rpm
          

    とインストールしました。これで
    % man mph-get
    で、ページがみれました。ただ、頭に異様に空白があるので :/1 などして、"1"を検索すると早いでしょう。


    2000/09/14:

    Kondara 簡単アップデート♪
    mph自身のerrataが出てるので、mph をまず先にアップデートするのですが、 ruby-gettext, ruby-locale を必要とするので、 まずは古いmph(mph-0.9.6-17) を設定して、それらのアップデートをします。 ひとまず、Kondara-Nonfree, Kondara-Zoo は後にして Kondara-1.2 のerrata から探すように /etc/mph.conf を以下のように編集します。

    # $sFtpUser   = 'anonymous'
    # $sFtpPass   = 'mph@'
    # $bPassive    = true                     # if you want FTP passive transfer, remove `#'
    # $sFtpProxy  = 'ftp.proxy.server:21'    # if you want to use FTP proxy server, remove `#'
    # $sHttpProxy = 'http.proxy.server:8080' # if you want to use HTTP proxy server, remove `#'
    $bHttpProxyCachable = true
    $bKeepDownloadedPackage = true
    
    $asDIRS = [
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub/Kondara-1.2/i586/RedHat/RPMS',
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub/Kondara-1.2/errata/bugfixes/i586',
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub/Kondara-1.2/errata/bugfixes/noarch',
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub/Kondara-1.2/errata/security/i586',
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub/Kondara-1.2/errata/security/noarch',
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub/Kondara-1.2/errata/updates/i586',
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub/Kondara-1.2/errata/updates/noarch',
    ]
          

    そうしたら、root で、

    # mph-get update
    # mph-get install ruby-gettext ruby-locale
          

    これで、2つのrpmをftpサーバからダウンロードして インストールしてくれます。そうしたら次はmph自身ですが、 mph自身をmphでは取って来れませんでしたので、 Kondara のftpサーバから mph-0.9.8-0.4k.i586.rpm を入手し 手動でアップデートします。

    # rpm -Uvh mph-0.9.8-0.4k.i586.rpm
          

    これでmphが新しくなりました。 そうすると /etc/mph.conf も置き換わってしまうので再度修正します。

    $sFtpUser   = 'anonymous'	# ftp user name
    $sFtpPass   = 'mph@'		# ftp user pass
    $bPassive   = true		# ftp passive mode
    #$sFtpProxy  = '127.0.0.1:21'	# ftp proxy
    #$sHttpProxy = '127.0.0.1:3128'	# http proxy
    $bHttpProxyCachable     = true	# use http proxy cache
    $bKeepDownloadedPackage = true	# use local cache
    
    #$sMphDir = '/tmp/mph/'		# mph base directory
    
    $sRelease = '1.2'		# release
    $sArch    = 'i586'		# architecture
    
    $bStable   = true		# include stable packages
    $bErrata   = true		# include errata packages
    $bJirai    = false		# include DANGEROUS Jirai packages
    $bExtraDir = false		# include your original packages
    
    $asFtp = [
    #  '/net/mirror/kondara',		# for local directory
    #  'ftp://localhost/pub/kondara',	# for local ftp
      'ftp://ftp.kddlabs.co.jp/Linux/packages/Kondara/pub',
      'ftp://ftp.jp.psi.net/pub/Linux/kondara',
      'ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/os/linux/kondara',
      'ftp://ftp.netlab.is.tsukuba.ac.jp/pub/linux/kondara',
      'ftp://ftp.st.ryukoku.ac.jp/pub/Linux/Kondara',
      'ftp://ftp.eos.hokudai.ac.jp/pub/Linux/kondara',
      'ftp://ftp.ipc.chiba-u.ac.jp/pub/linux/Kondara/ftp.kondara.org/pub',
      'ftp://ftp.cc.kumamoto-it.ac.jp/pub/Linux/kondara',
      'ftp://voyager.ise.osaka-sandai.ac.jp/pub/Linux/Kondara',
      'ftp://mirror.nucba.ac.jp/mirror/Kondara',
      'ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/kondara',
    #  'ftp://rufus.w3.org/linux',
    #  'ftp://his.luky.org/pub/mirrors/kondara',
    ]
    
    # your original packages
    # $asExtra = [
    #   'ftp://www.hogehoge.invalid/~bororo/kondara/noarch',
    #   'ftp://www.hogehoge.invalid/~bororo/kondara/i586',
    #   '/net/mirror/Jirai/noarch',
    #   '/net/mirror/Jirai/i586',
    # ]
          

    デフォルトから変更したのは、
    $bPassive = true
    と、ftpのパッシブモードを使うように true にしただけです。 で、一応、DBを更新しておきます。

    # mph-get -s update
          

    これで、今後は、Kondaraのアップデートもmph 一発でOKです。 mphはパッケージの依存関係も自動的に見てくれて、 依存パッケージも一緒にインストールしてくれますから楽ちんです。:)


  13. mp3エンコーダのgogoです。 これがあれば音楽CDからスクリプト1発でmp3が作れます。
    http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~shigeo/soft.htmlから辿って、 http://www.aial.hiroshima-u.ac.jp/~sakai/Linux/gogo2/から gogo-2.35-1.i386.rpm, Linux用cdda2mp3 を入手しました。 (別途cdrecordが必要です) そうしたら、自分のマシンのCD-R/RWドライブ接続状態に合わせて cdda2mp3を編集します。

    LAT=list_audio_tracks
    #LAT_OPTIONS='-D0,0,0 -A/dev/sr0 -Igeneric_scsi'
    LAT_OPTIONS='-D0,6,0 -A/dev/sr0 -Igeneric_scsi'
    
    CDDA2WAV=cdda2wav
    #CDDA2WAV_OPTS='-D0,0,0 -A/dev/sr0 -Igeneric_scsi -H -q -Owav -P0'
    CDDA2WAV_OPTS='-D0,6,0 -A/dev/sr0 -Igeneric_scsi -H -q -Owav -P0'
          

    と黄色字のように修正しました。 チャンネル:0、SCSI-ID:6、lun:0 にCD-RWドライブがつながっているので 0,6,0です。 sr0 の方はマシンにCD-ROMとして認識されるドライブが いくつつながっているかで変わりますが、 認識された順にsr0, sr1, sr2 となります。次に、

    % sudo rpm -ivh gogo-2.35-1.i386.rpm
          

    として、インストールはおしまいです。
    ちなみに、gogoを使って音楽CDからmp3ファイルを作るには、

    % cdda2mp3 cd_name 1 3 5
    CDの中の1,3,5曲目をcd_name1.mp3 というファイル名で 1つのmp3ファイルに出力(1曲だけmp3にするのにもこれ)
    % cdda2mp3 cd_name
    CDの中の全曲をcd_name1.mp3, cd_name2.mp3 とファイル名をつけて出力
    % cdda2mp3
    CDの中の全曲をaudiotrack01.mp3, audiotrack02.mp3 とファイル名をつけて出力
    なんてふうにやります。
  14. Aria (2001/02/24)

    wget, Reget などのようなダウンロードツール。
    うれしいGTK のGUI 付き。なかなか楽です。 公式サイトは Aria Main Base。 作者は日本の方ですね。最初は知らずに英語ページの方を読んでました。(笑)  インストールはRPM パッケージがあるんで、
    % sudo rpm -ivh aria-0.7.0p1-1.i386.rpm
    するだけ。ただ、その後におまじないが必要です。

    % cd /usr/doc/aria-0.7.0p1
    % sh ./mksetup
          

    これで、~/ 配下にaria 用のディレクトリができます。 あとはGUI ですし、あんまり悩まないと思いますけど、 アイテム設定の"ダウンロード2" タブで指定する "再帰の回数" が 1 だと、指定したurl と同じディレクトリにあるものしか ダウンロードされないので、画像とか別ディレクトリに置いてあるような サイトでは、ここを複数にしないと画像を取ってきません。


  15. Flash Player (2001/04/09)

    Flash で作成されたページを見るのに必要な Macromedia Flash Player。 Macromedia - ダウンロード - からFlash を選んで、「今すぐダウンロード」ボタンのクリックで Flash Player 5 Linux 版のダウンロードが始まります。(USER_AGENT を見てるのでしょう)

     % mkdir flash5
     % cd flash5
     % tar xvfz flash_linux.tar.gz
     % cd flash_linux
     % sudo cp -pi libflashplayer.so /usr/lib/netscape/plugins/.
     % sudo cp -pi ShockwaveFlash.class /usr/lib/netscape/plugins/.
    

    これで、communicator を再起動すれば使えるようになります。 ただ、

      % rpm -qf /usr/lib/netscape/plugins/libflashplayer.so
      % rpm -qf /usr/lib/netscape/plugins/ShockwaveFlash.class
    

    すれば分かりますが、元々は、netscape-common-4.76-2k rpm パッケージに属している ファイルなので、今後のnetscape-common のアップデート時(あるのか?)では 気をつけないとなりませんね。


  16. ActX (2001/04/10)

    X-Multi のようなウィンドウお座りプログラム。
    プログラムといくつかのマスコットは、RPM パッケージがあるので、 http://www.astr.tohoku.ac.jp/~taji/ActX/ からactx-1.01-1.i386.rpm, actx-mascots-1.01-1.i386.rpm を手に入れて

      % sudo rpm -ivh actx-1.01-1.i386.rpm actx-mascots-1.01-1.i386.rpm
    

    するだけ。 それ以外のマスコットは、 nayuki, akiko, shiori, ayu, sayuri, kaori, makoto, mai, mishio, noemi, usamai, unyuu, naggy, kanorin, gao, kanna のマスコットが入るRPM パッケージを自分で作っちゃいました。 (actx-modules-2.1-1y.noarch.rpm)

    ただ、マスコット自体はRPM で入れられても、 自分の設定ファイルに食わせないとならないので、 マスコットを増やした時には、

      % actx -merge マスコット名.actx 
    

    とする必要がありますね。 にしても、やっぱこういうお遊びアプリもないとね。 ちなみにこれはX-Multi みたいに落ちないし、ずいぶん安定しています。


  17. xscreensaver (2001/06/05)

    X のスクリーンセーバ。
    http://www.jwz.org/xscreensaver/ がofficial site。 Kondara-1.2 では、3.23 が入ってますが、Kondara はまったく更新されないので、 VineSeed から xscreensaver-3.32-0vl1.i386.rpm を頂いてきて入れました。 3.23 では、BSOD のスクリーンセーバとかが、よりおもしろくなってますね。 Kondara では3パッケージになっているのもあって依存関係で文句言われるので、

      % sudo rpm -e xscreensaver-kde
      % sudo rpm -Uvh xscreensaver-3.32-0vl1.i386.rpm
    

    として入れました。 ただ、これだとOpenGL を使った3D のスクリーンセーバが抜けちゃうみたいです。 Kondara のがxscreensaver 本体に依存してないパッケージになってれば 抜けずに済んだと思うんですけどどうなんでしょ。


  18. SCSI カードの交換 (2001/06/28)

    マザーボードを入れ換えたら、以前のBusLogic BT-946C が 使えなくなったので、新たにREX PCI-30HX に入れ換えました。
    ボードを挿してからLinux を起動します。 BT-946C のドライバが指定されているので当然PCI-30HX は認識されません。 まず、BIOS で認識されているか見ましょう。

    % lspci
    00:00.0 Host bridge: Intel Corporation: Unknown device 1130 (rev 02)
    00:02.0 VGA compatible controller: Intel Corporation: Unknown device 1132 (rev 02)
    00:1e.0 PCI bridge: Intel Corporation: Unknown device 244e (rev 02)
    00:1f.0 ISA bridge: Intel Corporation: Unknown device 2440 (rev 02)
    00:1f.1 IDE interface: Intel Corporation: Unknown device 244b (rev 02)
    00:1f.2 USB Controller: Intel Corporation: Unknown device 2442 (rev 02)
    00:1f.3 SMBus: Intel Corporation: Unknown device 2443 (rev 02)
    00:1f.4 USB Controller: Intel Corporation: Unknown device 2444 (rev 02)
    01:09.0 VGA compatible controller: S3 Inc. ViRGE/DX or /GX (rev 01)
    01:0a.0 Ethernet controller: Bridgecom, Inc: Unknown device 0985 (rev 11)
    01:0b.0 SCSI storage controller: Advanced System Products, Inc ABP940-U / ABP960-U (rev 03)
    01:0c.0 Multimedia audio controller: Yamaha Corporation YMF-744B [DS-1S Audio Controller] (rev 02)
    	  

    これで、PCI スロットに刺さっているものがリストされます。 新たなSCSI カードが認識されていることを確認したら ドライバを入れ換えましょう。 REX PCI-30HX は、advansys.o のドライバで使えるので、 Kondara なら最初からドライバが入っています。 まず、手動でロードしてみます。

    % sudo /sbin/insmod /lib/modules/2.2.16-1k7fb/scsi/advansys.o
     これで、/var/log/messages に
    Jun 29 00:15:32 eternal kernel: scsi0 : AdvanSys SCSI 3.2M: PCI Ultra 16 CDB: IO D400/F, IRQ 9 
    Jun 29 00:15:32 eternal kernel: scsi : 1 host. 
    Jun 29 00:15:34 eternal kernel:   Vendor: YAMAHA    Model: CRW6416S          Rev: 1.0c 
    Jun 29 00:15:34 eternal kernel:   Type:   CD-ROM                             ANSI SCSI revision: 02 
    Jun 29 00:15:34 eternal kernel: Detected scsi CD-ROM sr0 at scsi0, channel 0, id 6, lun 0 
    Jun 29 00:15:34 eternal kernel: sr0: scsi3-mmc drive: 16x/16x writer cd/rw xa/form2 cdda tray
     なんて、でればロードされています。
      scsi : 0 host.
     なんて出てたら、うまく認識されていません。
    	  

    ロードされて、ちゃんとSCSI カードを認識できたようなら、 /etc/modules.conf に設定します。

    % sudo vi /etc/modules.conf
     して、
    # For SCSI host adapter
    #alias scsi_hostadapter BusLogic
    alias scsi_hostadapter advansys
    	  

    と、SCSI カードはadvansys.o だと修正します。そしたら、

    % sudo depmod -a
    	  

    しておけば、今後は、SCSI デバイスにアクセスすると、 advansys ドライバがロードされてアクセスできるようになります。

    そうそう、古い富士通製MO を使っていると、MO へのファイルコピーで 固まることがあります。RATOC のFAQ にも載っていましたので、 SCSI カードのEEPROM に設定をします。 添付のCDROM に入っているascconf.tar.gz を展開すると、 ascconf/bin/kondara-1.1/ascconf ってのがあるので、それを使います。 (Kondara ならバイナリ付き。他の場合はソースからコンパイル)

    % sudo ./ascconf -v
    Password:
    PCI30HX, CB31 scsi configuration utility (Beta Version 0.59 2000/06/23): 
    AdvanSys ASC3050/ASC3350 found. I/O Base = D400
    
    View EEPROM Setting: ID-0  ID-1  ID-2  ID-3  ID-4  ID-5  ID-6  ID-7 
    Enable Disconnect  :   on    on    on    on    on    on    on    on 
    Syncronous transfer: 20MB  20MB  20MB  20MB  20MB  20MB  20MB  20MB 
    	  

    とすると、現在の設定が表示されます。 MO ドライブはSCSI-ID 5 で繋いでいるので、

    % sudo ./ascconf --sync5=10
    	  

    として、10MB/s に速度を落します。 これで固まらなくなりました。


  19. HDD アクセスのチューニング (2001/06/28)

    HDD へのアクセスにDMA を使うようにしましょう。
    LinuxTune を参考に、I/O モード、DMA を設定します。 速くなりますよ。:)

    ただし、-X66 オプションのATA66, ATA100 の設定は気をつけた方がいいです。 ATA66 はおっけーだったな、なんて、-X66 で設定したディスクが かちーんと固まって、なくなくマシンリセット。 あやうくイカレかけました。 手動fsck のあげく、10ファイルくらい消えました。(汗) きをつけましょう。。。



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あらいよしのり

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