Last modified: Sun Sep 11 00:24:26 JST 2005
読んでる本
上の方ほど最近です。
まだ読んでないストック('98/05/23)も結構あります。
読まなくちゃ。=)
以前のはこちら。その1 その2
- 極道放浪記殺られてたまるか!:浅田次郎著
KKベストセラーズ:本体価格790円:ISBN4-584-00917-1
前から読みたがっていた浅田次郎の自伝もの。
ミスターマガジンで連載されていた「極道懺悔録」の原作です。
"事実は小説よりも奇なり"を地でいく人生ですね。
内容は楽しいです。すんごい人生で。(笑)
でも、相変わらず、"ですます"と"である"調がまざった変な文体。:p
- あなたのなかのDNA−必ずわかる遺伝子の話−:中村桂子著
早川書房:本体価格485円:ISBN4-15-050176-9
タイトルに魅かれて買った本。
これはもう完全に勉強の本で、会話形式でやさしく懇切丁寧に
DNAとは何か、遺伝子とは何か、を説いています。
一通り読んでみて、分かったような分からないような気分の馬鹿な自分を再認識。
これは後日改めて読み直す必要がおおありの一冊。
- 薬局通:唐沢俊一著
早川書房:本体価格500円:ISBN4-15-030557-9
初めて読む唐沢俊一の著作。(唐沢俊一にとっても初の本)
父親が薬剤師であり薬科大出の著者が語る薬局の不思議な話。
平べったく言ってしまえば、つまらなくも面白くもない味のない一冊。
文体にも味がないし、しいて言うならば、雑学ていどに面白いかな。
文庫あとがきには売れなかったことについて、
「早すぎたのだ」
とか書いてるけど、てんてんてん。:p
- 銀河英雄伝説 10 落日編:田中芳樹著
徳間書店:本体価格600円:ISBN4-19-890889-3
読むのが惜しくも楽しくもある、ついに完結の一冊。
この巻では、ユリアンの用兵家としての手腕、地球教の崩壊、
そして、ラインハルトの…
うーん、なんて壮大な物語なのだろう。
- 月刊 Java WORLD 8月号
IDGコミュニケーションズ:本体価格1419円:
ついに月刊誌まで書くほどネタがなくなったか、というのはおいといて、
この雑誌は'98/06月号から購読しています。なかなか面白いよ。
でも、Javaに関しては仕事としてコード書いてないから、
僕にはまだちょっと消化不良気味だけど。
今月号は最後のほうのコラム「ジャワハウスのテラスから」がよかった。
ズバッという評論といっても、ただ口が悪いだけなのを勘違いしてる筆者が多いけれど、
この評論はわりと好感が持てましたね。
- はいからさんが通る:大和和紀
1巻:講談社漫画文庫:本体価格583円:ISBN4-06-260086-2
2巻:講談社漫画文庫:本体価格583円:ISBN4-06-260087-2
3巻:講談社漫画文庫:本体価格583円:ISBN4-06-260088-9
4巻:講談社漫画文庫:本体価格583円:ISBN4-06-260089-7
同期の女の子に「良いから読みなさい」と強制的に
めぞん一刻のコミックスを貸してあげたところ、「これも良いから読みなさい」と、
逆にこれを貸してくれました。
昔にテレビでやっていたのは見ていたので、漠然と面白いとは分かっていたのですが、
あらまぁ、これが読んでみると本当に面白いですね。
今は2巻が読み終わったところなのですが、
以前に見た時の記憶はかなりあやふやだったということが分かりました。
実は小尉は死んじゃったと思ってたんですけど、どっこい生きてたんですね。(^^;
最初の1/4しか覚えていなかったわけですが、
それはすなわち、小尉が死んじゃった以降は全然筋書きを覚えていないということで、
読んでいて先がどうなるのかと楽しみです。=)
…なんて言っていたのに、その晩のうちに読み終えてしまいました。
3巻を読み始めたらもうダメです。止まりませんでした。(笑)
うーん、バタバタと展開しますねぇ。
まさか編集長との結婚式にまで回り道をするとは思いませんでした。
しかし、それじゃぁ許されないでしょう。結局は小尉の元へたどり着き、
めでたしめでたし、です。やはりこうでないとね。
この、"これでもか!"というほどの"じらし"は
めぞん一刻に通ずるものがありますが、
出会って、幸せになって、はい、ハッピーエンド!
じゃぁ作者の腕の見せ所がないですからね。恋愛ものとはこうあるものでしょう。
いずれにしろ、小尉や紅緒や編集長らの燃えさかるような愛情ってのは
よく表現されてましたね。ぐっ、と引き込まれちゃいましたし。
こういう心情の表現は小説にだってできるだろうけれど、
そこは漫画だからこその表情の描き込みが出来る分、やはり漫画に分があるかな、
と思いました。
むろん、それらの微妙な表情の描き分けができない作家は論外ですけどね。=)
- 晴れた空から突然に…:田中芳樹著
幻冬舎文庫:本体価格495円:ISBN4-87728-522-9
ふと立ち寄った本屋で目的もなく本棚を眺めていた時に、
幻冬舎文庫の棚に田中芳樹さんの名を見つけたので、そのまま買ってしまいました。
読んでない本はまだたくさんあるのに、すぐに読み始めてしまいました。
そして、最近は近地出張が多く、電車に乗っている時間が多かったので、
いいペースで読み進み数日で読み終わってしまったのでした。
さて、内容は超豪華飛行船の旅の最中、考古学者である主人公の活躍を描いたものです。
ちょっとゾンビみたいなのが出て来るSFなお話ですが、
話の設定も流れもおもしろかったですよ。
やっぱり人物設定というか描写がうまいですね。田中芳樹さんは。=)
- 初等ヤクザの犯罪学教室:浅田次郎著
幻冬舎アウトロー文庫:本体価格495円:ISBN4-87728-591-1
初めて浅田次郎さんを読みました。まず思ったのは、
ですます調とである調がごちゃまぜで変な文章書く人だなぁ、と。あれはわざとなのかな?
で、内容のほうは面白かったです。週刊誌のミスターマガジンに連載されている
浅田次郎原作、幸野武史漫画の「極道懺悔録」に出たエピソードも幾つか載っていて
文章と漫画とも比較できましたし、サクサク読めました。
しかし、本文とは関係ありませんが、巻末の解説はくそ面白くなかったですね。
笹原和夫って脚本家が書いているんだけど、どうでもいいようなことを
ぐだぐだぐだぐだ書いていて、せっかくの読後感が台無しでした。=(
- DOS/Vブルース:鮎川誠著
幻冬舎文庫:本体価格533円:ISBN4-87728-517-2
これもまた僕にしては珍しい本。
シーナ&ロケッツの鮎川誠がパソコンを買ってインターネットに繋いで
webページを立ち上げる、これらの顛末を綴ってあります。
コンピュータにはまっていく楽しげな様が滲み出ていて、
とても楽しく読めました。
みんなこうやって、一つ理解するごとに深みにはまっていくんですよね。(笑)
あと、僕はロックとかブルースには全く詳しくないのですが、
それらを知ってるともっと読んでて面白いそうですね。
ブルース狂いの同期が申しておりました。=)
- お役人さま!:廣中克彦著
講談社:本体価格640円:ISBN4-06-256181-6
たまにはこういう本もいいかな、と。
東京都出入り業者として過ごした30年間について、
役所とはどんなところなのかを暴露した本です。真偽のほどはわかりませんが、
まぁ、ありそうなことがいろいろ書いてありますね。
区役所に親戚がいるから真偽の程でも聞いてやるかな。=p
- 銀河英雄伝説 9 回天編:田中芳樹著
徳間書店:本体価格600円:ISBN4-19-890856-7
この巻ではロイエンタールが主役と言ってもよいでしょう。
陰謀により周囲から追い詰められ、
膝を屈せないロイエンタールはついに皇帝に叛旗をおこします。
ロイエンタールの生き様がもっともよく書かれた巻でしょうね。
また、ロイエンタールといえばミッターマイヤーですが、
親友と戦わねばならない苦悩する彼についても、
その人となりが非常によく書かれていますね。
ロイエンタール、渋すぎます。=)
- 医者が末期がん患者になってわかったこと:岩田隆信著
中経出版:本体価格1500円:ISBN4-8061-1114-7
久々に手に取ったハードカバーでした。昭和大学医学部脳神経外科の助教授
である著者が、自分が相手にしている専門分野の病気にかかってしまいます。
自分の脳で進んでいく腫瘍について
手に取るようにように結末が予想できてしまう酷さ。しかし、
それにただ恐れるだけでなく、医者には分からなかった脳外科患者の気持ちを
後世の医者達に残そうとした本です。
著者の日記とそれを補完するこの本のための執筆とで、
1日1日が進んでいきます。そして、病気も。。。
不謹慎ながら読み進むうちに、病気が進むうちに、
いつ日記が途切れてしまうのかと読むのが恐ろしかったです。
現在も著者は激痛と麻痺と闘病を続けています。
- 創竜伝 9 妖世紀のドラゴン:田中芳樹著
講談社:本体価格533円:ISBN4-06-263704-9
3月になってやっと文庫版の9巻が出ましたのでさっそく読みました。
今回もまた面白くてあっという間に読み終わりました。
最近は田中芳樹さんは中国歴史ものにぞっこんと聞いていますが、
創竜伝も巻が進むごとに中国色が強くなっていきますね。=)
さて、文庫での10巻はいつでるのかな。でも巻末のあとがき代わりの
竜堂兄弟の対談で、魔天楼の2巻が出そうなことも書いてあったし
楽しみが多くて嬉しいです。=)
- 銀河英雄伝説 8 乱離編:田中芳樹著
徳間書店:本体価格600円:ISBN4-19-890819-2
1月になってからは本屋を覗いてなかったんですが、
いざ覗いてみると出てるじゃないですか。銀英伝。=)
読みかけのねじまき鳥は放って、こちらを読み始めました。
この巻には「常勝と不敗と」「魔術師、還らず」が納められています。
イゼルローン回廊で再びヤンとラインハルトが戦火を交えます。
そして、ヤンが還らぬ人に。。。大体は通勤時に読んでいますが、
さすがにこの部分だけは、後に改めてゆっくりと読み返しました。
あくまでもヤンとの戦術的対決を望むラインハルトの帝国軍と
辺境の一勢力に過ぎないヤンのヤン艦隊が遂に全面対決。
そして、ヤンの智謀の前にファーレンハイトとシュタインメッツが
戦死してしまいます。
しかし、艦隊戦についてはやっぱり小説よりも
アニメの方が迫力もあっていいかな。=)
でもアニメの銀英伝の何が良いって、完全に小説にならっていて
変な演出がないところ。話の流れはもちろん、セリフもおおむね同じ。=)
原作の出来が悪いならともかく、原作が素晴らしいので、
変に変えられていないのは嬉しいですね。
読み終わってしまいました。それにしてもなんと面白いのでしょう。ふぅ。
ストーリーはもう書くまでもないです。読むべきです! =)
- 黒魔術の女:森村誠一
ハルキ文庫:本体価格571円:ISBN4-89456-363-0
なーんとなく、たまには推理小説もいいかなぁ、と思って
買っておいたんですけどね。読みたいのがなくなったので読み始めました。
読後感は、うーん、、、「あっそ。」ってとこかな。面白くないの。
それ以上書く気もしないや。
- 魔天楼 薬師寺涼子の怪奇事件簿:田中芳樹著
講談社:本体価格524円:ISBN4-06-263346-9
これはとりあえずまだ1冊しか刊行されていない文庫書き下ろしですね。
警視庁の女性キャリア、薬師寺涼子とノンキャリア警部補、泉田準一郎
のコンビが活躍する物語です。
これも面白いですね。通勤しながらでも2,3日で読んでしまった。=)
- 銀河英雄伝説 7 怒涛編:田中芳樹著
徳間書店:本体価格600円:ISBN4-19-890787-0
マル・アデッタ星域の会戦において、自由惑星同盟の宇宙艦隊指令長官
ビュコック、総参謀長チュン・ウー・チェンが散りました。
そして再び、同盟はラインハルトの手に落ちます。
しかし、ヤンはというとその不本意な放棄から
1年ぶりにイゼルローンを奪回します。
あぁ、これも月に1冊じゃつらい。(^^;
- 創竜伝 8 仙境のドラゴン:田中芳樹著
講談社:本体価格505円:ISBN4-06-263301-9
舞台は仙界へ移りました。いやぁ面白くなってきました。
でも文庫版はこれ以降はしばらく出ないそうです。=(
新書版は置き場所に困るから買いたくないし困ったなぁ。
- 創竜伝 7 黄土のドラゴン:田中芳樹著
講談社:本体価格485円:ISBN4-06-263167-9
さぁ、中国に入りました。
小早川奈津子がこわい。:p
- 創竜伝 6 染血の夢:田中芳樹著
講談社:本体価格485円:ISBN4-06-263032-X
話は戻ってアメリカで暴れ回ります。
この巻では続と終が竜になりますね。
そして中国へ。
- 創竜伝 5 蜃気楼都市:田中芳樹著
講談社:本体価格485円:ISBN4-06-185884-X
ここで一旦、番外編になりますね。しゅーきょー団体を壊滅させます。
気持ちがいいやね。:p
- 創竜伝 4 四兄弟脱出行:田中芳樹著
講談社:本体価格485円:ISBN4-06-185746-0
ついにこの巻で長男で家長の始が竜になりました。
だんだんSFのスケールが大きくなっていく。。。(^^;
- 創竜伝 3 逆襲の四兄弟:田中芳樹著
講談社:本体価格485円:ISBN4-06-185597-2
もー内容忘れた。(^^;
とりあえずこの巻で竜になったのは三男の終でした。
- 創竜伝 2 摩天楼の四兄弟:田中芳樹著
講談社:本体価格485円:ISBN4-06-185462-3
日本の権力者達のみならず、今度は世界の権力者達まで出てきました。
まだ読んでいる最中ですが、1巻では末っ子の余が竜になり暴れました。
この巻では誰が竜になるのかならないのか。=)
読み終わりました。
結局、今回、竜になったのは次男の続でしたね。
この巻では新宿の都庁がめちゃくちゃに破壊されました。=)
- 創竜伝 1 超能力四兄弟:田中芳樹著
講談社:本体価格485円:ISBN4-06-185214-0
文庫版の銀英伝の7巻がいっこうに店頭に並ばないので、
ついにこちらに手を出してしまいました。
こちらはファンタジー色の強いSFなので控えていたのですが、
それはどうやら間違いだったようで、とても面白いです。=)
特異な生まれの4人兄弟が祖父の死を境に
平穏な日々から徐々に権力亡者達の争いに巻き込まれてゆく。
そして徐々に自分達の生まれの謎に近付いてゆく。
そんなストーリーです。
通勤中にしか読んでいないけれど、あっという間でしたね。
しかし、挿絵が入っているのにはまいりました。ちょっと恥ずかしい。(^^;
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